タクシーの中で嫌がる女性に男がキスを迫ったり、下半身のチャックを下げ、嫌がる女性の顔を無理矢理そこにもっていったら、これは完璧な暴行だ。
もちろん女性の供述を基にした週刊誌報道だが、警視庁も強制わいせつ容疑で書類送検した。

立憲民主党の初鹿議員を強制わいせつ容疑で書類送検
東京地検の判断が下るまでは現職国会議員だろうが、所属する立憲民主党はこの問題の男、衆院議員の初鹿明博氏にせめて離党を促すべきではないのか。
万が一不起訴になったらまた戻せばいい。起訴ということになれば即刻、議員辞職すべきだ。
#MeToo運動の旗を振る立憲民主党が、性犯罪容疑をかけられた議員のこうした問題をスルーするのは絶対におかしい。
女性はうつやパニック障害の後遺症に悩まされているというから、問題は深刻だ。
ヘタなかばいだては党の信頼を損なう、失う
時あたかも野党結集の話も出ている。
そして初鹿議員は以前にもラブホテルの前で女性を引っ張りこもうとして、週刊誌ネタにされた男だ。
この人物ひとり守ることが今後どれだけ立憲君主党の支持者を失うか少しは考えたらどうなんだろう。他の議員も沈黙はおかしいだろ。
初鹿議員自身は記者団の前で深々とあたまを下げたがどの質問に対しても、『先ほど申し上げたとおり、現在進行中の話なので、お答えは差し控えたい』といかにも歯切れが悪かった。

被害女性を孤立ささない社会をつくろう
当該女性も現職国会議員相手に辛いだろうが、引いてはいけない。刑事告訴と併せて民事でも真相究明に当たるべきだ。
長い闘いの末、強大な権力にへばりついていた元TBS幹部記者、山口敬之氏に伊藤詩織さんがレイプ裁判で勝訴した。
伊藤詩織さんのように泣き寝入りせずに一人一人が勇気を持って声を上げること。そして私たちはそうした女性を孤立させない社会をつくることが求められている。
もりもと なおき