広島(6日)と長崎(9日)の原爆の日の式典で述べた安倍首相の式辞の内容が、ほとんど同じ、コピペ状態だったことが指摘されている。被爆者からは「何のために被爆地まで来たのか。ばかにしている」と怒りの声が上がっているという。当然だ。

極めて広島、長崎に無礼でお粗末の極みだ
官邸のホームページにの全文が掲載されている。見比べると両市の原爆投下からの復興を称賛した一文や、その他もは段落数や構成、表現が同じ。もちろん、広島、長崎という地名だけはかえているようだ。
結びの言葉も『永遠の平和が祈られ続けている』『核兵器のない世界と恒久平和の実現に向けて力を尽くす』など、完全一致しているようだ。
まさか安倍さんが式辞は自分で書くわけもない。恐らく官邸の関係者だろうが、あまりにお粗末極まりなり側近だと、呆れてものが言えない。

まさかコピペを安倍さんが了解していたのではあるまい
ただでさえ数々の疑惑、コロナ対応のまずさで支持率が下がる中、側近どもの責任は重大だろう。
周辺が何でもありと思うなら、大変な事態だ。
当然、安倍さん本人の責任は一番大きい。きちんと周囲を見渡し、首相の信用を失墜させるこんなことを平気でやるクズは更迭すべきだろう。
別に構わないというなら、広島、長崎への思いはそういうことだと、理解したい。
しかしこういうことを平気でやった人物は、安倍首相に恥をかかすとか、原爆で亡くなった人を冒涜するのはもちろん、その遺族に申し訳ないという気持ちはなかったんだろうか。
もちろん、あったらこんは恥知らずなことはしないだろう。とにかく官邸でもマスコミでも徹底的に犯人捜しをすべき。
こうした人物を国家の中枢に置いておくべきではない。
まさか首相が了解したのではあるまい。怒らなければダメだ。
もりもとなおき