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加古川ダム湖遺体遺棄事件など、防犯カメラの果たす役割は大きい

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犯人検挙に防犯カメラの役割は大きい


最近の重大犯罪の犯人検挙までの捜査の過程を見ると、防犯カメラの果たす役割はひじょうに大きい。

先日、衣装ケースに入れられ兵庫県加古川市のダム湖に遺棄された小西優香さん(20)の殺害直前の行動は、防犯カメラの再生で手に取るようにわかり、遺体遺棄容疑で逮捕された大阪市北区西区、森翔馬容疑者(20)も浮かび上がった。

被疑者、被害者の歩く姿が克明に

8月11日朝の遺体が発見されるわずか2日前、小西さんと森容疑者と思われる2人が、楽しそうに歓楽街を歩いている姿、入ろうとした店が閉店するので別の店に。最後は2人でタクシーに乗り込み森容疑者のマンションへ。これらが全て防犯カメラで確認できた。

しかしその後、小西さんがマンションからが出てくる姿は確認できず、森容疑者が大きな荷物を運び出す姿が。この荷物と思われるのが、小西さんをいれた衣装ケースだったと警察はみている。

これまでの調べでは、街を歩いている姿から判断しても、2人は以前から知り合いだったようだ。

ハタチで異常な女好き

容疑者の友人らの話しでは、森容疑者は毎日、側に女性がいなければ生活出来ないほどの女好き。まさに手当たり次第で、女がいない時は出会い系まで利用していたという。女性に暴力を振るうことを、自慢げに話すこともあったという。

警察は森容疑者の部屋に入ってから、2人に何らかのトラブルがあり、小西さんは部屋で殺害されたとみている。

富田林署逃走犯の引ったくり現場も

最近では大阪府警富田林署に強制性交容疑で逮捕、勾留中に逃げた樋田淳也容疑者(30)が逃走後、盗んだバイクで引ったくりをする姿も公開されるなど、防犯カメラは犯罪捜査には不可欠。

樋田容疑者と見られるバイクの男


防犯カメラが広く普及し始めた20余年前は、プライバシーを侵害するなど社会的に大きな議論となったが、いまは隔世の感がある。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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