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化学メーカー『カネカ』が育休明け2日目の社員に異動内示でトラブル

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育休明け2日目に遠方への異動を内示

しかし育休明けわずか2日後に、東京から関西への転勤内示を受けたら、育休に対する"報復人事"と受けとるかもしれない。

SNS への本人の妻の怒りの投稿が炎上、あっと言う間に拡散した。

妻は"夫が育休から復帰後2日で、関西への転勤辞令が。引っ越したばかりで子どもは来月入園。何もかもありえない。不当すぎる"との
妻の痛切な叫び。SNSに投稿するなり炎上し、大きな議論を呼んでいる。

社の対応に妻の怒り爆発!

聞くだけで大変だ。
夫婦はことし1月に長女が誕生し、夫婦それぞれが育児休業を取得した。そして住宅を購入し、4月半ば引越しを済ませたばかりだった。

夫は4月22日に職場復帰したがなんと翌日、辞令が出て、5月16日付で遠く関西への転勤を命じられた。
あまりに急なので1〜2ヶ月延ばして欲しい旨、相談したが会社は却下。結局、退職したという。

妻がこれまでの経緯に加え、「#カガクでネガイをカナエル会社」と、カネカのキャッチをタグ付けして投稿したため、化学メーカーの『カネカ』じゃないか!となった。

しかし育児休業法によりこの制度が誕生して早、28年も経つ。取得者と会社のトラブルはいかがなもんだろう。

もちろん、サラリーマンである以上、人事異動やそれに伴う転勤は宿命。この夫婦だってもう少しシュチエーションが変わっていれば、すんなり受け入れたとは思う。

報復人事と誤解されても仕方ない

しかし育休明け翌日にこんな辞令を普通は出すだろうか?会社がいくら抗弁しても"育休に対する報復人事、他への見せしめ"と夫婦が受け取ったのもまた当然かも。

まさに大企業は大卒の採用のかきいれどき。学生諸君からみたらこうしたトラブルはどうなんだろうか⁈働くべき会社を決める大きな要素にはなると思う。

妻がキャッチでほのめかしたように、この企業は東証1部上場の株式会社カネカ(本社・東京、大阪)。旧鐘淵化学工業として有名だった。

同社は今回の件について、

「希望を受け入れるとけじめなく着任が遅れると判断し、希望を受け入れなかった。育児や介護などの家庭の事情を抱えて働く社員は大勢いるため、育休をとった社員だけを特別扱いすることはできない」

としている。

社長は先に全社員に宛て『該当社員に誤解を与えたのは配慮不足だった』とのメールを出している。

会社の言い分はもちろん正論だが、問われているのは育休に対する会社の認識。そして会社としての社員への優しさがあっても良かったのではということだろう。

他社への教訓になったかもしれない。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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