未分類

医療崩壊も現実に。徳島は重症者を救う準備はできているのか?

投稿日:

医療崩壊や逼迫に伴い、人工呼吸器やエクモを若い患者に優先するという医療の実質的なトリアージが始まっている。数日前、コロナ感染による死者は1万人を超えたが、第四波が全国に広がるにつれ医療崩壊が進み、死者も激増することが予想される。これでも東京オリンピックを最優先する菅政権に、怒りと絶望感しかない。

最後の望みエクモだが、数も少なく誰でも使えるものではないという


大阪は自宅療養が1万人超え、すでに地獄の様相だ

大阪はコロナに感染しながら入る病院がない自宅療養者が1万人を超えた。大阪の人口は880万人だから異常な多さだ。

入院を待っている間に肺炎が悪化し亡くなる人も相次ぐ。本人はもちろん側にいながら何もできない家族の苦しみもいかほどだろう。

血中酸素飽和度が95を切ると肺に異変があるケースが多いが90でも救急車は来てくれない。呼吸困難の中、この絶望感はいかほどだろう。

一度に祖母と父親を亡くした若い女性の絶望感

父親と祖母がコロナ感染した大阪の若い女性が、2人の様子をツイッターにリアルタイムで上げていたが、本当に地獄だ。

2人とも病院には入院できたが、祖母は医師が『救命措置はできないがそれでもいいか?』と。実質的なトリアージ。女性は『おばあちゃんごめん』と、泣いた。

父親は人口呼吸器などの処置をうけるも急激に弱り結局、祖母も父親も間もなく亡くなった。わずか数日の出来事だ。

大阪、兵庫の現状、徳島もすでに対岸の火事ではない

大阪や兵庫で今起こっているこうした医療崩壊は対岸の火事ではない。感染リスクの中、何百万人が朝夕、ラッシュ通勤する東京と、人口比で感染者の数が変わらない徳島も今は異常事態であることを認識すべきだ。

病床使用率も75%だから放っておけば直ぐに大阪や兵庫のようになる。
なぜ愛媛と同時に『まん延防止等重点措置』をとらなかったのか。なぜ協議中なのか。

学校クラスター拡大が懸念される中、部活の停止だけでいいのか。なぜ一斉休校しないのか。

徳島県県民のいのちを守る準備はしてきたか?

現実的に大阪など医療崩壊、医療逼迫の地域では医療従事者の意思に反し、残念ながら実質的なトリアージが始まっている。

病床の致命的な少なさはもちろん、医師や看護師不足、人工呼吸器やエクモなど医療機器の数も限られているからだ。

待機療養者用に8億円もかけて整備した旧海部病院だが、遠過ぎてまだ利用できていない


徳島県の場合、医療機器などは充分に準備してきたのだろうか。常に先を見越した対応ができなければ、県民の命は守れない。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

-未分類

Copyright© 森本尚樹の"社会面の作り方" , 2021 All Rights Reserved.