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半世紀前から少子高齢化社会に警鐘を鳴らした早大岡澤ゼミよ永遠に

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『半世紀前から男女共同参画を説き、少子高齢化に警鐘を鳴らしたわが岡澤憲芙ゼミよ永遠に』

私が元来、女性の社会進出は当然と考え、日本の現状を憂いてきたのは、大学のゼミの先生の影響が強い。


早稲田では有名だった若手政治学者岡澤憲芙先生の元で比較政治学を学んだが、岡澤先生はスウェーデン研究の日本の第一人者。
半世紀も前からスウェーデンの政治や社会を学ぶほどに女性が差別、抑圧されている日本社会の行く末を危惧していた。

すなわち女性の社会進出を阻害すれば将来はとんでもない少子化社会が到来する。当然、高齢化も進み異常な少子高齢化社会の日本は急速に国力も衰退していくだろうと。

当時は専業主婦が多かった日本社会だった。何故、少子化が進むのかと、私は疑問を感じたが、岡澤先生は女性の社会進出に備え、(今でいう)男女共同参画社会の確立が不可欠だと説明した。

そして社会も家庭も男女平等にきちんと整備しなければ、将来、女性だけに一方的に負担をかける結果、働く女性が増える中、少子化は急速に進むだろうと説いた。

岡澤先生は政府委員も多数務め、何十年も少子高齢化での国家の危機を言い続けたが、耳を貸す政治家は少なかったようだ。

わが岡澤憲芙ゼミはジャーナリスト、政治家、政治学者になったものだけで『稲憲塾』というOB会を作っているが、メンバーは60〜70人もいる。
2期生の私が新聞記者第一号、3期生の元衆院議員で前阿南市長岩浅嘉仁さんと元自民党代議士荒井広幸さんが国会議員第一号だ。

大学は違うが院から参加した自民党の衆院議員小渕優子さん、立憲民主党の衆院議員山井和則さんのほか、現職国会議員も多数いる。
東海大学総長はじめテレビで活躍する政治学者、政治評論家、政治記者も多い。

2015年1月の先生の最終講義は私も発起人の1人として参加した。


やはり世界で一番に男女共同参画社会を確立した北欧三国を見るまでもなく、政治、福祉全ての成熟度を高めるには、北欧のように公平に女性が社会進出できる環境が不可欠であることを説いた。

そして岡澤先生の比較政治学講義のファイナルメッセージは
『平和にまさる福祉なし』
『戦争にまさる環境破壊なし』
だった。
(左下は岡澤先生最終講義)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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