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南海トラフ、動くプレート、四国沖…こんなフレーズに身が引き締まる

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南海トラフ巨大地震への恐怖はいつもある

天災は忘れたころに…と言うが、南海トラフの巨大地震への恐怖は、少なくともわれわれ四国に住むものはいつも感じている。

東海から九州にかけ、とんでもない被害をもたらすことが、日常的にニュースにもなっているからだ。またそれぞれが住む自治体でも津波からの避難について、常に検討され語られている。

地震学者や地質学者らの南海トラフの研究についても、新聞やテレビで報道される毎にヒヤヒヤすることは多い。

プレートが滑れば、逆に固着部分の反発が怖い

数日前、海上保安庁の石川直史火山調査官と東京大の横田裕輔講師が"紀伊半島沖から四国沖にかけての南海トラフで、陸海のプレート境界の浅い部分がゆっくり滑る現象を7地点で検出した"との研究を、アメリカの科学誌に発表したとのニュースにも、かなりビビらされた。


たちまち地震予測ということではないんだろうが、常識的になっているのは、南海トラフでは陸側プレートの下に海側プレートが沈み込み続けているということ。

その境界は固着している部分と滑っている部分があり、長年固着してひずみがたまった所が急に滑ると大地震や津波を引き起こすと言われている。

だから滑っている部分の動きが活発なら当然、固着した部分には日増しにストレス?が溜まり、一気に滑らせようとする圧力が高まるのではないか。
これが南海トラフの巨大地震となるのだろうが、この理屈はは素人の私でも最近は理解できる。

今後、さらに調査が必要だが、恐らく、滑る現象は相当、増えてきているんだろう。恐怖の巨大地震まで刻一刻と近づいているのは間違いない。

きょうは神戸淡路大震災から25年。多くの皆さんの悲しい犠牲を、われわれは辛い教訓にし続けていかなければならない。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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