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友だちの友だちの話は大抵、眉ツバだというお話

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40年前の支局勤務時代、毎週土曜日の夜は周辺支局の後輩連中が数人、私の支局に泊まりに来て酒を飲んだり、仕事の話しをしたり未明まで楽しんだ。

まだみんな学生気分も抜けていなかったのかもしれない。料理は私が作ってもてなした。
もしどこかの支局管内で大事件でも起こったら、酒を飲めない記者の運転で全員で出動する約束だったから、気は楽だったのだろう。毎週、盛り上がった。

ある日の深夜1時頃、突然こんな話になった。N君が"友だちの友だちに聞いた話"として、国道沿いの○○の近くに綺麗な女の子2人が未明までやってるタコ焼き屋がある。

そこで5000円札を出し『これで全部タコ焼きください』というと、奥に案内され、女の子が"手で○○てくれる"らしい。
5000円札がその合図。1000円札5枚じゃダメだと。

『そんなアホな』『前を通ったけど、普通にタコ焼き屋だったぞ』と、否定する話しばかり。
すると酒を飲んでないM君が『僕が今から真偽のほどを確認してきます』と。

5000円札が財布に入っているか、そして文言をN君からしっかり確認し、出ていった。

なんと数十分してもM君は帰って来ない。『やっぱりなー。この話はホンマやったんや』と、言っていたその時、M君が戻って来た。

なんと両手に200円のタコ焼き、25個も下げているではないか!

M君の話しでは、Nの言う通り5000円札を出し、『これで全部タコ焼きください』って言ったら女の子は『ちょっとお時間かかりますけどいいですか?』って。

えっ⁈と思ったら2人の女の子はタコ焼きを黙々と焼き始めた…が、今回のことの顛末だった(汗

MはNに『お前、ごじゃあ言うのもエエかげんにせーよ!』と怒ったが、N君は『だから友だちの友だちの話しって言っただろ!』と反論した。
M君が買ってきたタコ焼きでお腹がいっぱいになったのは覚えている。

やはり"友だちの友だちの話し"は眉ツバが多いということもわかり、新聞記者としてはみんな大変、いい教訓にもなりました。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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