人民の声がそんなに中国政府は怖いのか
中国が国民の人権をもう少し守れる国なら当然、世界から尊敬される大国になれるのにと誰でもが思う。しかしそれができないのは14億の民を縛って置かないと権力者の権力が維持できないと思うのだろう。
でなければ世界金融の中心であり世界中の人々が行き来する美しい香港を、破壊するようなことはしないだろうし、周庭たちを弾圧したりはしない。
香港の自由が全土、全人民に伝わるのが怖いのだ。
周庭さんの収監は香港が冬の時代になった証明だ
香港の民主活動家で"民主の女神"といわれた周庭さん(アグネス・チョウ)ら3人が23日午後、収監された。

昨年6月、無許可のデモを扇動したなどで有罪が決まっていたが、この日香港の公判で保釈継続が認められなかった。
量刑が決まるのは12月2日で、それまで拘留される可能性は高く、懲役刑となる可能性は高い。
なんとか短い刑か執行猶予付きの量刑を望みたい。それまでいろんな形で世界から抗議の声を上げることが大切だ。
大の日本びいきで、嵐や乃木坂46の大ファン
アグネスは大変な日本贔屓で、日本語に堪能。ツイッターも日本向けに日本語で投稿している。
先日は『つらい5年間でしたが、たくさんの人に支えていただいて、香港バプテスト大学の政治と国際関係学部を卒業することができました』と、自身のツイッターで報告している。

日本の音楽やアニメにも詳しく、ジャニーズの嵐や、AKB48や乃木坂46、鬼滅の刃の大ファンでもある。
先日も乃木坂白石麻衣の生写真を貰って嬉しかったことを無邪気に投稿していた。
香港で民主化運動を続けていく恐怖もつぶやく
今回の収監についても不安は隠せなかったようで、言いたくても言えないことが多く、香港人はとんでもなく恐怖感がある、とした上で、
『反対意見をすべて消すことは、決して本当の平和ではありません。口は自由じゃないけど、私の心は自由です。恐怖の中で生きているからこそ、自分の主張を決して諦めてはいけないと信じています』
と、ツイートした。
アグネスは刑期が決まる翌日の12月3日が誕生日だ。
家族や仲間たちと幸せな誕生日を迎えれることを願ってやまない。
もりもとなおき