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叱責のことばは暴言だが、明石市長の怒りは当然だ。私は味方したい

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暴言吐かせた職員の責任こそ大きい

名市長との呼び声もあった兵庫県明石市の泉房穂(ふさほ)市長(55)の暴言、パワハラ発言の録音が、なぜか1年半ぶりに表沙汰になり大騒ぎになっている。

2017年6月、道路拡幅に伴い、立ち退きを求めるビルの用地買収が遅々として進んでいなかったため、市長室に呼んだ担当幹部に 「立ち退きさせてこい。今日、火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ」など、激しい口調で怒鳴りつけている。

シュン太郎の泉明石市長

 

泉市長は「非常に激高した状況で口走ってしまったセリフ。申し訳なく思っています。まさに自分のセリフです。弁明の余地もありません」と、全面的に謝罪した。

市長の怒りは当然の背景だ

暴言の発端となったのは、明石駅南にある明石駅前交差点の道路拡張工事について。
4車線の道路が交差点を挟んで2車線と急激に幅が狭くなり、渋滞が慢性化。死亡事故も含め事故が多発するため、道路の拡張工事を計画し、用地買収を進めてきた。
しかし事業は2010年から始まっていたものの、ある建物の所有者が条件面で折り合わず立ち退きに応じないため、工事が行き詰まっていた。
現在は用地買収も済み、工事は進んでいる。

で、泉市長が用地買収の担当幹部を呼んで聞いたところ、長期間、件の地権者と面談もせず、条件提示さえしてなかったことが判明。キレてしまったようだ。

市長は録音の中で「そのうち異動で変わるから、めんどくさい嫌なことはやめとこ、思うとるんやろ⁈」みたいなことを言っているが、役所の人間はホントにこんな無責任な職員がいるのも事実。

徳島でも昔、遅々として進まなかった高速道路の用地交渉に関し、「いったい地権者のところに、どれくらいの頻度でお願いに伺っとんや!」と、議員だった私でも声を荒げたことがある。ほとんど行っていなかった。

道路の新設は、用地買収できたら80%完成と同じくらい、用地交渉は重要だ。行かなければ進まないのは当たり前だ。

仕事のできる市長として有名

泉市長は東京大学を卒業後、NHKに入局。その後、弁護士の資格を取得。2003年、衆議院議員となり、犯罪被害者や無年金障がい者の救済など、人権に関する法案の成立のため活動している。

2011年に明石市長に当選。現在2期目で、子育て支援や犯罪被害者支援の条例などを成立させています。人口が増えている都市としても話題になっている。

暴言は確かに激しいものだったが、コテコテの関西弁だから東京の人と関西人では受け取る側も若干ニュアンスの違いはある。

泉市長は2カ月後の市長選挙で市民の審判を仰ぐとしているが、さあ、市民の判断は?

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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