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名古屋工業大、新型コロナ感染の受験生には、二次試験で特例措置へ

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新型コロナウイルス感染者に名工大が特例措置

間もなく国公立大学の二次試験前期が始まるが、名古屋工業大学(名古屋市昭和区)では、万が一新型コロナウイルスに感染してしまった受験生には、特例措置をとることを発表した。

全国に先駆けての対応。感染者はいないにこしたことはないが、受験生の不安を払拭する意味でもひじょうに意味ある対応だと思う。他の国公立大学も追随して欲しいものだ。


二次試験を免除、センターと内申で合否判定を

名古屋工業大学は二次試験にあたる一般入試について、万が一、同大学を受験予定の受験生が新型コロナウイルスに感染した場合、試験を免除する特例措置を取ると発表した。

同大学によると2月25日(前期)と3月12日(後期)に行われる二次試験について、受験希望者が新型コロナウイルスに感染して受験できなくなった場合、二次試験の学力テストを免除する特例措置を取る。

具体的にはセンター試験の得点と学校の成績表(内申書)などを総合して合否判定し、二次試験合格者のセンター試験の得点を判定基準の参考にする。

万が一の場合、安心して治療に専念

対象となるのは新型コロナウイルスへの感染者のみで、インフルエンザなど、ほかの感染症はこの特例措置の対象にはしない。また、試験科目を1つでも受験した場合も対象外となる。

こうした措置の対象となる受験生がいないことを祈るが、二次後期試験、特に後期試験のころは、新型コロナウイルスが全国で拡大していることも十分、予想される。

万が一罹患した場合、受験生が安心して治療に専念し、さらなる感染者とならないようにしたい。
こうした意味でも名工大の対応は評価できる。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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