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国が急ぐべきは、親による虐待で危機にある子どもたちを救うことだ

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熱湯でやけどした子をラップで包む異常さ

これだけ大きなニュースになっても、次から次へと子どもへの虐待の手を緩めないクズ親が後を絶たない。

また大ヤケドをした(させた)3歳の女の子をラップで巻き放置した、クズ以外の表現が見当たらない母親と男が逮捕された。

無職の橋本佳歩容疑者(22)と同居する田中聡容疑者(21)。

上半身などにやけどをした橋本容疑者の娘を、病院で治療もせずに、自宅に放置した疑い。
女児は紙おむつ以外は裸で、やけどした上半身にはサランラップが巻かれていた。
警察な日常的に虐待があったとみて調べている。

国は今しなければならないことを急げ

確かに法改正も大切なことではあるが、全国では親の暴力により、死の危機に瀕している子どもたちや、両親の虐待にさらされ恐怖に怯えて生活している子どもたちがいったいどれだけいることか。

当面はそんな子どもたちを救うために、児童相談所の強化や体制の見直し、警察との強固な連携、それを都道府県に働きかける方が先ではないんだろうか。

"親は子への体罰はいけない。それは法律で罰せられます"と、条文化しても、家の中で風呂場でせっかんされている子どもたちの声はどこに届くのか。

娘を殺害した『栗原慎一郎』や『船戸雄大』などに代表されるモンスターのような異常な父親がじゃあ子どもに暴行している途中、『あっ、これは法律違反だ』と子どもへの虐待の手を止めるのか?

船戸被告と栗原容疑者

今、まさにやらなければはならないのは、虐待被害に遭っている子どもたちを1日も早く見つけることと、親と引き離すことだ。

しつけと称した体罰は犯罪

政府は相次ぐ児童虐待の事件を受け、子供に対する体罰の禁止が明記されている児童虐待防止法などの改正案を、今の国会に提出する。

示された改正案の概要では、児童の権利を守るため『親権者は児童のしつけに際して体罰を加えてはならない』として、体罰の禁止が明記された。
一方、民法で定められた親が子供を戒める、「懲戒権」については、改正案の施行後、5年をめどに検討するという。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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