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国会議員のオーラも感じなかった地味キャラ上野宏史氏に文春砲とは

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秘書がはっきりと『あっせん利得罪になっちゃいます』

生々しい音声だ。秘書がはっきりと『そんなことをしたらあっせん利得罪になります』と、自分が支える衆院議員に言っている。

つまらん男女のスキャンダルじゃなく、こういう文春砲はいい。これだけのやり取りを目の当たりにして、警視庁や東京地検はほったらかしにしておくのだろうか。

衆院議員で厚生労働政務官上野宏史氏(48)が、外国人労働者の在留資格を巡り、法務省に“口利き”し、その見返りに金銭を求めていたことが「週刊文春」の入手した音声記録から明らかになったという。

超地味キャラだったから今、代議士であることにびっくり

この人の初当選は参院議員だった。
みんなの党の風と、元国会議員の嫁の父親のおかげで当選したと、党内で言われていた。

私も当時、みんなの党に所属していたから、良く知っている。
結構、目立ちたがり屋の多かったみんなの党国会議員にあって、上野氏は超地味で存在感も極めて希薄だった。

なぜこんなオーラも全く無い男が国会議員なんだと思ったのを良く覚えている。
その後、維新、自民党と渡り歩いたらしいが、正直、今回、衆院議員であることに驚いたくらいだ。

良い意味でも悪い意味でも利権とは結びつかないタイプだけに、その意味でも本当だろうかとの思いだ。

以下文春砲

東京都新宿区に本社を構える人材派遣会社「ネオキャリア」(以下ネオ社)は、全国の飲食店やドラッグストアなどに外国人を派遣している。彼らの在留資格を取るため、各地方の法務省外局「出入国在留管理局」に大量の交付申請を行っていた。
上野事務所にはネオ社から在留資格申請中の外国人187人分のリストが送付されており、それに基づいて法務省に問い合わせを行っていたことも判明した。
この申請を巡り、今年6月、上野政務官は政策秘書A氏に対し、次のような発言をしていた。
「(在留資格認定証明書の交付を)早くしたっていう実績をウチが作ってあげて、その分ウチは(もらう金額を)交渉して、これを党費にあてようと思って。(交付申請が)100人だから、(1件2万円で)200万円」
ネオ社が申請中の外国人の一覧表
ネオ社が申請中の外国人の一覧表
 音声記録の中には他にも上野氏が「うちがネオキャリアからお金もらう案件でやってんだから」「僕がもらうはずのお金」などと口にする様子や、A秘書が「これあっせん利得になっちゃいますよ、代議士」とたしなめる場面も含まれている。

こうした疑惑について上野氏は、「まったく、そんな話もしていないし、もちろん(お金も)もらっていない」としている。


卑しくも大臣政務官なんだ。きちんと記者会見し潔白を証明すべきだろう、上野クン。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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