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在宅勤務は自己管理の徹底で効率アップ。今後ビジネスシーン変える

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在宅と出勤、半々が理想という人、多し

きょうから会社への出勤となった娘が『会社と自宅のテレワークと、半々にならないかな』と、ボヤいていた。テレワークの良さというか気安さを実感してしまったらしい。
何より満員の地下鉄に乗らなくて済む。時間のかかる化粧?とか朝の準備がいらない。毎朝、8時55分にパソコン入れて、9時に出勤確認をされるだけだからという。

しかし実際は長時間のオンライン会議や打ち合わせは、オンライン飲み会と異なり、かなり消耗はするらしい。
やはり同僚や友人とランチもしたいから、半分は在宅、あと半分会社へ行きたいと言っていた。それと仕事の性質だろうが、テレワークではとてもじやないが、仕事の成果という面では限界があるようだ。

三密避けるため、報道番組やワイドショーもコメンテーターはオンライン出演が今や常識だ

在宅続けたいは63%で、60%弱が満足

日本生産性本部がこのほど、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で増えたテレワークなど在宅勤務の実態について20才以上、1100人を対象に調査した。
それによるとコロナ禍収束後もテレワークを続けたいか否か尋ねたところ「そう思う」24.3%「どちらかといえばそう思う」38.4%で、続けたい人が63%も。
また、在宅勤務に満足しているかは、満足が18.8%どちらかといえば満足38.2%と、程度の差はあっても57%が満足と感じていた。

在宅で仕事の効率がアップしたのは3分の1だけ

しかし実際、在宅勤務で仕事の効率が上がったかについては「上がった」と「やや上がった」を合わせても、33.8%しかなく全体の3分の1に。逆に、「やや下がった」と「下がった」は合わせて66.2%もあり、成果は上がっていないのが現実だった。

しかし逆に考えれば、3分の1が効率アップしたのならば、大きな収穫。社員皆んなが会社に集まる必要がないことも分かった。
テレワーク環境をさらに整えることで、効率化が進めば、日本のビジネスシーンも大きく変わるんじゃないだろうか。

会議は皆んなの顔が見え、まとまりのある発言ができるため、何の支障もない

テレワーク成功には自己管理が不可欠

先日、NHKの特番に出演したモーターの世界トップ企業・日本電産の永守重信さんは、日本企業は部屋に部長がいて課長がいてという、相互監視で成り立っている。

今後、日本の社会でテレワークを成功させるには、自宅で1人でも効率良く仕事こなす自己管理を、皆んなが確立することが大切だと、指摘した。
確かにその通りだろう。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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