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地元回帰の中、大志を求め北大は全国区に。減り続ける地元合格者

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北大で学ぶという憧れ

札幌農学校を開校したクラーク博士の『ボーイズビーアンビシャス(少年よ大使を抱け)』で有名な北海道大学は、高校時代、憧れの大学だった。

学力、寒さ、交通費などネックとなることが多く断念したが、子どもたちが中、高時代、北海道旅行の時に訪問。どちらかがここに入らないかと強く勧めたが、あっさり断られた。

 

ちょうど出会った学生2人に話しを聞いたら神戸出身とのこと。
北大の感想を聞いたら『最高です。憧れていたままのところでした』と、札幌での生活を満喫しているようだった。

地元合格者が年々、激減

その北海道大学だが、地元の合格者が激減しているという。
首都圏や関西の私立大学の定数厳格化などで、改めて地元の国立大学回帰が進んでいるが、なぜか北海道大学だけは年々、道外の受験生の人気を集め、道内の合格者占有率が激減、昨年春は最低となった。完全な全国区だ。

 

いわゆる旧7帝大の一つ。北海道への憧れも合わせ、もともと全国的に人気が高かった。

10年前、2009年実施の一般入試(前期、後期)の合格者は、道内と道外の出身者がほぼ半々だったが、その後毎年のように道内出身合格者の割合は減り続けている。

昨年は32.2%まで落ち込み1990年以降で最低となった。

前期日程失敗の優秀な受験生が全国から

旧7帝大では東北大は東北6県で36%名古屋大は東海3県と静岡県で72.5%、九州大は九州全県で63.5%(いずれも18年度)。

東北大も首都圏からの入学が多く、10年前の四十数%から徐々に下がってはいるが、北大ほどは減っていない。

北大は後期日程で、旧帝の中では多数のワクを取っているのも道外からの流入が多い要因かも。
東大、大阪大は後期入試を実施しておらず、大半の大学も募集人数はわずか。これに対し北大の一般入試は前期1924人に対し、後期は492人も募集する。

このため前期で他の旧帝や難関大学を落ちた受験生が全国から押しかけて来るようだ。ちなみに後期は道外からがなんと80%も占めた。

あと私が思うのは、北海道への交通事情が飛躍的に良くなったことも北大人気の一因かも。新幹線で行けるのはむろん、格安航空による空の便の利便性が向上したのは大きい。

 

いよいよ1月28日から国立大学二次試験の出願が始まった。センター結果だけに惑わされず、勝負して欲しい。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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