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大久保清と座間白石隆浩。異常性欲者の異常な性犯罪の検証を

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病的異常性欲者の性犯罪ー大久保清と白石隆浩

戦後、性犯罪史上に語り継がれる名前は『大久保清』と『白石隆浩』だろう。ともに8人の女性を強姦して殺害。大久保は遺体を埋め、白石はバラバラに切断してクーラーボックスに隠すという異常さだった。

さらに2人の異常さは、これだけの殺人・性犯罪に手を染めながら、死刑を待つ刑務所で、あるいは公判を待つ拘置所で、自慰行為にふけるという考えられない行動だ。

2つの事件を改めてきちんと検証することで、性犯罪への対応、性犯罪者への認識を司法関係者には強く求めたい。

2人のモンスターの常軌を逸した性犯罪

病的な異常性欲は、ここまで酷い犯行に駆り立てる可能性があることは、2人のモンスターを見る限り、否定できない。

殺人鬼大久保清は1971年3月31日に群馬県多野郡で最初の殺人を犯したのを手始めに、逮捕されるまでのわずか1か月半の間に、8人を強姦、殺害した。

ナンパするため白いクーペで1日平均170キロメートルもの距離を走り、約150人の女性に声を掛けたという。

大久保の車に乗った女性は約30人で、うち10数人と肉体関係を持ち、8名を殺害、死体を造成地等に埋めて遺棄した。8人の被害者は未成年が5人でうち3人が女子高生だった。

大久保清以上に異常かもしれない座間・白石隆浩の犯行

神奈川県座間市のアパートの一室から2017年に9人の切断された遺体が見つかるという事件は、日本中を戦慄させた。
強盗・強制性交等殺人などの罪に問われたのは白石隆浩被告(29)。このほど事件以来3年を経過し、やっと初公判となった。

白石被告は2017年8~10月、ツイッターなどで自殺願望をほのめかしていた15~26歳の男女9人を誘い出し、女性8人には性的暴行した上で、アパートの自室でロープで首を絞めて殺害。現金数百~数万円を奪い、遺体を遺棄した。

弁護側は、殺害には被害者の同意があったとして、承諾殺人罪の成立にとどまると主張したが、白石被告本人は検察の主張を全面的に認めた。

『もし外に出たら性行為がしたい』という異常な性欲

この白石被告については様々なメディアやジャーナリストが、拘置所を面会し、本人から話しを聞いている。
注目したのは『外に出ることができたら何をしたい?』との質問に『性行為がしたい』と。
そして性欲はほとんどなくなりましたと言いながら『自慰行為は週に一度』と答えるなど、異常な面を見せている。

性犯罪者を同じ社会の一員とするならば、強制的な治療に加え、GPSで監視するのは必要不可欠な措置だと考える。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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