史上最高の9連休で史上最高の海外脱出だが…
年末年始は暦通りなら史上最高の9連休!その関係か海外旅行も史上最多とか。
すでに日本のサラリーマンは23年間、世界で唯一、給与が上がるどころか下がり続けている。
ところがなんと大企業のことしの冬のボーナスは平均95万円と、史上最高だったとか。
サラリーマンの給与が下がり続ける中での大企業だけはボーナスは最高。
しかし例えば一部上場企業のサラリーマンは全体の2〜3%と言われるから、この95万円も、さらに極々一握り。
これだけ見ても格差社会の拡大をさらに実感させられた。
かと言って大企業ももはや決して特権階級と言えるほどでなく、これが今の日本の働く者の実態なんだ。

非正規パート従業員は休み即ち、無給だ
現実に非正規雇用の皆さんはボーナスなど無いし、正社員でも中小ではせいぜい金一封程度が大半だ。
長い休みも金欠だと身体をリフレッシュするくらいしかない。
そして大型ゴールデンウィークでも非正規のパート従事者からは長い休みは生活苦に拍車をかけるとの悲痛な声が聞かれた。
休み、即ち無収入になるからだ。
当然、この9連休でも同じ声が聞こえてくる。
後顧の憂いなくみんなが休みを取りリフレッシュできる社会構造が作れないものかと思う。
もりもと なおき