京大が初のトップだが…
京都大学が東京大学を抜き、ついに日本の大学ではトップに立った。
英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は「世界大学ランキング日本版2019」を発表したが、昨年、東大と並びトップだった京大は、単独トップとなった。
総合順位の上位20校は昨年と同じ顔ぶれ。
あくまで英国THEの評価。日本の偏差値ランキングは東大のままです。
総合順位1位は京都大、2位は東京大、3位は東北大がベスト3。
公立大のトップは秋田県にある国際教養大(10位)私立大のトップは秋篠宮家の眞子さま、佳子さまの母校、国際基督教大(11位)だった。
ベスト20は国立大15校、私立大4校、公立大1校。「教育充実度」や「国際性」の評価が高い国際教養大や国際基督教大が順位を上げ、東京工業大(7位)、早稲田大(13位)、慶応義塾大(14位)などが順位を下げた。
10位の国際教養大は秋田県の大学です
一般には聞き慣れない国際教養大学は2003年に私立で発足したが、現在は秋田県が設立団体の公立大学法人。
学生は全国から集まり、留学生も26ヶ国から。さながら外国に留学している
外国の大学ではと錯覚に陥るくらいキャンパスは国際的とか。
隠れた超難関大学として、知る人ぞ知る。企業が注目する大学としてはダントツのトップだ。
有名な国際教養大学図書館
ベスト20は
1位 京都大学▽2位 東京大学▽3位 東北大学▽4位
九州大学▽5位 北海道大学▽5位 名古屋大学▽7位 東京工業大学▽8位 大阪大学▽9位 筑波大学▽10位 国際教養大学▽11位 国際基督教大学▽12位 広島大学▽13位 早稲田大学▽14位 慶應義塾大学▽15位 一橋大学▽16位 神戸大学▽17位 上智大学▽18位 金沢大学▽19位 千葉大学▽20位 東京外国語大
日本国内で競い合っても仕方ない
いわゆる旧帝大は全てベスト10に入った。やはり旧帝大に次ぐ評価の神戸、筑波、広島、金沢などはベスト20位に。
一橋はなぜか15位になっているが、腑に落ちない。偏差値的には東大よりやや下、京大と同格だ。
しかし日本国内で競っても仕方がない。日本の大学は研究分野の評価を上げ世界、アジアで順位を上げるべきだ。
もりもと なおき