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大学無償化、恩恵を受ける学生は数十万人⁈さらに内容の拡大を

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現実に多い苦学生に福音となるのか?

低所得世帯の学生を対象に大学など高等教育機関の無償化を図る新法が成立した。来年4月に施行される予定で、文部科学省は対象となる学生や大学などの確認作業を急ぐ。

"無償化"には首を傾げざるを得ないが、完全なものではないにせよとりあえず福音となる学生も多い。
ネットなどでは4人家族年収270万以下は大学進学どころじゃないとの声もあるが、そんなことはない。
大学生の約10%が年収300万円以下の家庭、約5%が200万円以下の貧困家庭の学生だ。

大学生の数は280万人ほどいるから、年収300万円以下の家庭の子でも30万人近くいる。恩恵を受ける学生は多いはずだ。

 

貧しいからこそいい大学で学びたい

今が貧しいからこそいい大学に進学し、いい仕事を見つけ家族のために貧困から脱したい。そんな学生はたくさんいる。

私の自宅近くには国立大学法人の徳島大学があるが、仕送りゼロ、授業料も自分で払っている学生は決して少なくない。
安い部屋で暮らし、奨学金とアルバイトだけで頑張っている。授業料はかなり減免されているようだ。

さて文科省によると、今回の法律では国や自治体が学生の授業料や入学金を減免するほか、生活費などに充当できる返済不要の「給付型奨学金」を支給する。

対象は住民税非課税世帯を基本とし、夫婦と子ども2人(1人が大学生)の家庭の場合、年収270万円未満が目安。年収380万円未満であれば3分の1~3分の2の額を支援する。

高校卒業から2年を過ぎた学生は、対象外となる(2浪なダメなのか!)

今回の法施行についてネットでは批判が多い。その主なものは年収わずか270万円4人家族なら生活がいっぱいいっぱいだ。大学進学どころじゃないだろうというもの。

格差拡大、さらに支援を

日本学生支援機構の調べでは、大学生の家庭の年収300万円以下は国立10.1% 公立12.1% 私立10.6%
うち年収200万円未満の貧困家庭も国立5.5% 公立6.9% 私立5.4%もいる。

これらの学生にとって今回の"無償化"は、福音になるのは間違いない。

日本はいつのまにか大きく格差が広がっている。外国にばら撒くカネや国民の年金で財テクし、失敗するくらいなら、さらに学生たちへの支援を厚くするべきだ。
貧困ゆえに進学を断念している高校生に、さらに道を開いてあげるべきだろう。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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