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大物政治家のメディアのイメージは実像と異なる

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『メディアの印象だけでは大物政治家の魅力は分からない』

メディアの前ではとんでもなく傲慢不遜な自民党の大物政治家ほど、仲間や支持者には優しく包容力があるー。
これは私の経験から真理だと思う。
例えば会見で記者を小馬鹿にし、失言を繰り返す麻生太郎元首相が、なぜあんなに力を持っているか。これはかつての森喜朗元首相や二階俊博元幹事長にも通じる。

甘利明前幹事長の選挙選挙ポスター『日本には甘利明がある』にも驚いたが、ある意味、これが自民党であり、この厚かましさがこの党の強さなのだ。

徳島県で革新系の知事が誕生した時、公共工事は要らないと言ったことで、いきなり国土交通省などは何百億単位で予算を削ってきた。

この時、県議会代表として党の政調会長を務めていた麻生さんに何人かで要望に行ったが、われわれを見るなり『あれっ?公共工事いらない県の皆さん、きょうはどうしたの?』と、顔をくしゃくしゃに。
こうして笑わせたあとはかなり真剣に誠実に話しを聞いてくれ、改善に尽力することを約束してくれた。

森喜朗さんなどは近年、女性蔑視の権化みたいに言われるが、話を聞くとこんな面白いオヤジはいない。
何度もお会いしたがさすが"座卓の名手"と言われるだけある。実に人の気を逸らさない話しは名人芸だ。

これに対しかつてのヒールがいつのまにかいい人、好々爺になり迫力が無くなっていったのが小沢一郎さんだ。
自民党最年少幹事長の時など総裁候補を面接し、批判を浴びた。


私は大物では小沢さんと一番、たくさんお会いしたが、初めての時は1分間。エラソーだった。
しかしその後は回を重ねる毎にいい人に。民主党政権下で大幹事長と言われた時など、面談したらなんと1時間も。

途中、仲の悪い元自民党幹事長の野中広務さんが訪ねて来たら『大切な客(私)が来ているから』と追い返した。

今回、初めて選挙区で落選したが、間違いなく強面(コワモテ)時代の方が、政治家としての迫力は何十倍もあった。

メディアを通して見るだけでは、その政治家の魅力は伝わらない。

(麻生さんは長年、財務相だった財務省では抜群の信頼感と人気がある。写真右上はまだ傲慢不遜と言われていた頃の小沢さん。顔がそんな顔だ。森さんからは楽しい話ししか聞いたことがなかった)

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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