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大病院には女性医師が進んで外科医を目指す、環境づくりが大切

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『ドクターXの外科医米倉涼子もカッコいいが、徳大病院の女性外科医も負けてないゾ』

ドクターXの外科医役、米倉涼子

私ががんの治療を受けている徳島大学病院消化器外科での主治医の先生は2人いる。
ひとりはダビンチ(ロボット手術)の技術では中四国でもトップクラスといわれているYドクター。
もうひとりは消化器外科という癌などの大きなオペを伴う重い領域では貴重な、女医のTさんだ。

民間病院同様、国立大学病院でも眼科や皮膚科に女医は多いが、やはり外科関係での女性ドクターは極めて少ない。だからTさんの存在は患者から見ても光っている。

以前、彼女に消化器外科を選択したことについてお聞きしたことがある。その理由のまず一番は、当然、自身の関心が高かったということ。

さらに徳大の消化器・移植外科には女性ドクターを育てる、女性の社会進出を応援するという環境が整っていると感じたことが、外科医になる大きな決めてとなったと言う。

現実にTさんは子育てもしているママさんドクター。入院中は必ず1日2回は病室を覗き様子を尋ねてくれる。
連日、ハードな職務の中、終業後は速攻で幼稚園のお迎えもあるのだ。

YドクターもTドクターもともにアメリカの名門大学医学部でも研修を積んでおり、前途洋々の消化器外科医だ。

数年前、多くの私立医科大学の入試で女子受験生に過大なハンディをつけ、その分、男子受験生を合格させるという、看過できない不正入試が社会問題化した。

これは実は単なる女性差別だけではなかった。女子の合格者が増える中、少なくなる外科医不足を解消する、大学の苦肉の策でもあった。

しかし多くの私立医科大学で顕在化した女子受験生差別は、外科などで女性ドクターが働き易い環境づくりを怠った結果だ。
女子の合格者を少なくするという目先の対処療法では何ら問題解決に繋がらない。

徳島大学病院消化器・移植外科のように女性ドクターが望んで外科医を選択できる環境づくりを各大学が努力すべきだろう。

潜在的なドクターXの外科医、大門未知子・米倉涼子はたくさんいるはずだ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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