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大統領選介入疑惑で米情報機関より露を擁護。大丈夫かトランプ氏?

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米保守勢力でなくとも心配になるなるトランプ氏のロシア擁護


先日のトランプ大統領、プーチン大統領による米露首脳会談後の共同会見にはびっくりした。そして"世界の警察"を自負し、同じ天を仰ぐことがなかったアメリカが、ロシアに屈服した瞬間を見てしまったような気がした。さすがにトランプ大統領を支持していたアメリカの政治家や保守系メディアも痛烈に批判し、半ば呆れている。アメリカは本当に大丈夫なんだろうか。


アメリカ保守勢力も怒りの声


トランプ大統領の発言に共和党も含む米連邦議会の議員、国土安全保障当局者や諜報当局者らの間から怒りの声が上がった。ロシアが2016年の米大統領選に介入した疑惑について、トランプがFBIなど自国の情報機関が出した結論に公然と異を唱えたためだ。

トランプとヒラリー・クリントンが戦った2016年の大統領選にロシアが介入。トランプが勝つように工作したーと、アメリカFBIなどが報告、トランプに対する疑惑が燻り続けている。

そして米露首脳会談のあと、2人仲良く並んで、この事実を打ち消した。噛み砕いて言うと

プーチン『いろいろアメリカの情報機関が言ってるけど、俺らそんなことしてねーよ。トランプ君が勝つのは祈ってたけどな』

トランプ『それ見ろ!プーチン君はそんなことやってないって本人が言ってるやないか』

まあ、こんなところか。


安倍さんもトランプ氏に利用されないか心配


しかし2人並んでだから、茶番であることは子どもにもバレてしまったのでは。そしてトランプが衝撃を受けたのは、自国の右派ジャーナリズムや政治家が『自国の信頼できる情報機関を否定し、言うに事欠きロシアと一緒になってスキャンダルを否定した』と、痛烈にトランプを批判したことだろう

慌てて『あれはウソや!』と否定したものの、さらに信頼を失墜してしまった訳だ。

一部で懸念されていたとおり、トランプはまんまとプーチンの術中にはまって自国の選挙に介入したロシアを無罪放免にしてしまったと、思う。

もはやら西側諸国のリーダーの座を自ら降りたに等しいし、ロシアに平気で屈服するアメリカのリーダーに、安倍さんもあんまり利用されないようにした方がいい。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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