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大阪の地震、徳島もグラっと。揺れると頭よぎる南海トラフ巨大地震の恐怖

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大阪震度6弱!揺れると南海トラフがアタマをよぎる


徳島や高知に住んでいるものは、人によって温度差はあるだろうが、南海トラフの巨大地震を結構、意識しながら生活している。向こう30年以内に70〜80%の確率と言われるが、今日かも知れないし明日かもしれない。毎日、確率が高まるのは、ロシアンルーレットのような恐怖もある。

マグニチュード9.1 震度8!人類がかつて経験したことのない規模という学者も。西は九州から東海は静岡まで。死者は32万人!避難者950万人!エレベーターに閉じ込められる人23000人!(これも怖すぎ)

とりわけ高知県とわが徳島県の被害は甚大だろう。


南海トラフは死者32万人、被害総額は220兆円!


先日も被害総額の想定が修正された。内閣府の専門家作業部会によると「南海トラフ」を震源域とするマグニチュード9.1の巨大地震が起きた場合、被害額はなんと最大220兆3千億円にのぼるという。

これは東日本大震災の10倍超の規模。建物やインフラ、ライフラインなどの被害は関東以西の40都府県に及ぶという。

原子力発電所については「別に安全対策が検討されている」として、原発事故は想定に織り込まなかったという。このまま再稼働が進み、東京電力福島第1原発のような未曾有の事故がまたどこかの原発で起これば、被害総額は天文学的数字になり、日本の再生は不可能になるのは間違いないと思う。

今朝の大阪北部を震源とする地震も最大震度6弱とかなりの規模だった。新幹線を中心に、関西の鉄道網はマヒした。大阪茨木市の知人に連絡をしたら、家の中はぐちゃぐちゃになったという。

阪神大震災の忌まわしい経験を思い出した人も多かったのではと、推測する。

徳島は震度3だったが、やはり揺れた瞬間、南海トラフが頭をよぎる。いつでも避難準備は怠ってはいけないと思った。


揺れると心配になる原発事故の恐怖。国と電力会社はどうする?


東日本では未だ復興は道半ば。福島は特に原発事故が暗い影を落とす。東京電力福島第一原発はまだ廃炉への入り口に立ったばかり。いつまでかかるか予測もつかないし、ずっと原発の放射能被害と恐怖は東日本全体で続く。

こんな巨大地震が予想される日本列島で、原発再稼働が次々、計画されているのも理解できない。

再稼働した四国電力伊方原発など中央構造線の活断層の間近。国と四国電力はマグニチュード9.1でも何を根拠に大丈夫と説明してくれるのか。それとも怖くて考えていないのか?

地震の度に原発事故がアタマをよぎってしまうのは私だけではないだろう。

今朝の地震で被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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