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大阪市…コロナ感染者への連絡が葬儀屋の広告入り封筒で届く

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コロナ感染者への郵便に葬儀会社の広告入りの封筒が

虚構新聞かと思った。にわかに信じられないが本当のようだ。それに虚構新聞はこんな悪質な冗談はやらない。

大阪市が新型コロナウイルスに感染した市民に送付する勧告書と自宅療養に関する書類を送る際、何と葬儀会社の広告が入った封筒を使っていたという。
普通はあり得ない話しにネットでも半信半疑の驚きの声があがっている。

市は配慮が足りなかったとしているが、松井市長にはこの職員の無神経さに何らかの対応を望みたい。

コロナ感染者に送られていた葬儀会社の広告が入った
大阪市からの郵便物

考えて仕事をしたらこんなことはあり得ない

それにしても市職員が何にも考えずに仕事しているエピソードの一つとしてはあまりにお粗末で悪質なミスと言える。

だれも気づかなかったのだろうか。それとも気にもならなかったのか?
使っていたのが保健福祉センターというのも酷い話しだ。

大阪市の話しでは市役所の封筒には収入確保のため市の業務用封筒に2006年から広告を入れているとか。掲載企業は随時募集しているが、件の葬儀会社の広告は2020年6月から長形3号に掲載しているという。

担当者『特に意識しなかった』というのが一番の問題

この封筒を使ったある区の保健福祉センターの担当者は「封筒はこれしかないので、特に広告のことは意識せずに使っていた」という。指摘されるまで意識もしなかったようだが、それが一番問題なのだ。

もちろん、葬儀会社には何の責任もない。しかしながら今回に限らず郵便物の内容と封筒の広告は、使用する時、今一度、的確性を職員が判断するくらいの常識は仕事の一環として持つべきだ。

何にも考えずに仕事していると批判を浴びても仕方ないだろう。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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