普通の人は良く分からない
現職の衆議院議員が衆議院議員を辞めてまた衆議院議員選挙に出るっていったいどういうこと?
こういうことって普通の人には全く理解ができないし、衆議院議員を続けたいなら任期いっぱい、もしくは解散の日まできちんと仕事をして、改めて国民の審判を受けるのが当たり前だと思うが…どうなんだろう。
現職樽床氏、衆院辞職して衆院補選に
また、一般有権者ではなかなか理解が難しいことが大阪で起こっている。
無所属の樽床伸二衆院議員(比例近畿)はこのほど、議員辞職願を衆院事務局に提出した。
大阪12区の北川知克氏(自民党)の死去に伴う衆院補欠選挙(4月21日投開票)に出馬するためだ。辞職前から出馬の意向を示していた。
同補選を巡っては日本維新の会も同日、大阪市内で記者会見を開き新人の藤田文武氏を擁立すると発表した。
樽床氏は落選中だった17年の衆院選で、小池百合子東京都知事が立ち上げた希望の党の近畿ブロックの比例名簿1位で当選、解党後は国民民主党に合流せず無所属で活動していた。
樽床氏の辞職にともない、17年衆院選比例近畿ブロックの希望の党名簿で次点だった、馬淵澄夫氏が繰り上げ当選する見通しだ。
自民党の公募候補?
樽床氏は2012年、2014年の衆院選に民主党で出馬し落選。浪人中だった樽床氏を、日本新党時代からの盟友小池知事が独断で希望の党の代表代行とし、同党近畿ブロックの比例トップにした。
当時、党内でも批判の声が上がっていた。
今回の補欠選挙では、自民党は候補を擁立する方向で候補者を公募中。樽床氏が応募した場合、拒否しないことになっている。
これに対し樽床氏は自民党公募については一切、語っていないが、自民党公認で次期衆院選に出馬するのではと、みる向きもある。
比例単独で当選し、その党が消滅した以上、次回の身の振り方を考えることは理解できるが、やはり今任期は勤め上げるのは当然なんでは?
何党でいくのは勝手だが、次回衆院選に臨む時に考えるべきだろう。自分の残り任期を捨てての補欠出馬は、よく理解できない。
もりもと なおき