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大雨だった沖縄雑感。また行きたくなる沖縄

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梅雨と台風で土砂降りの沖縄だった


久々の沖縄は、梅雨と台風6号の直撃で、"沖縄始まって以来の大雨"といわれるくらい、激しく雨が降ったり止んだりだった。エメラルドの海は見ることはできなかったが、那覇市、宜野湾市、読谷村、恩納村、嘉手納町、浦添町、名護市…レンタカーで移動し、たくさんの沖縄に触れることができた。

嘉手納基地はやはり広大だ。上空も戦闘機やヘリコプターが旋回する。11日には同基地所属のF15戦闘機の墜落事故があったが、2日後には訓練を再開。県の抗議に対して『抗議は国を通せ』と、初めての対応となる居丈高な対応だったとか。

このニュースを見てアメリカと日本の極めて不平等な力関係を実感したし、日米地位協定の現実をまざまざと見せつけられた。

軍事面だけでなく、関税はじめ不公平な要求を次々に繰り出すトランプに対し、毅然とした国家間交渉を常に確立するため、日米地位協定の見直しこそ、政府がやらなければならない喫緊の課題であることも、沖縄の地で実感した。


観光客はハワイを超えた。特殊出生率も全国1位


沖縄は来るたびに街が大きくなっている。人口は横ばいだが約144万人特殊出生率は1.87で全国1位だ。凄いのはやはり観光客。昨年は939万人でハワイより1万人も多かった。

あと本土から遊びに来て、住み着いてしまう若者も多い。訪れた人気のステーキハウスの従業員は大半が本土から移住した人たちだった。

昔ながらの茶の瓦を風で飛ばないように固めた家屋も激減。都市部は近代的なマンションに変わってきた。那覇にはタワーマンションもそびえ建っていた。

国際通りもやはり活気があった。脇に入る公設市場も健在。居並ぶ50年も60年も前の店の看板は、なんともノスタルジックだった。

私は元の職業柄地元紙が気になるが、昔から刮目していた沖縄タイムス琉球新報は健在。沖縄の人々のために論陣を張っていた。

アメリカ統治、本土復帰、米軍…こうしたテーマを主軸につくってきた新聞はやはり骨太さが違った。

久々に訪れ、これからも何度も来たいと思いながら、機体に叩きつけるような豪雨にビビりながら、那覇空港を後にした。

沖縄旅行をプレゼントしてくれた家内に心から感謝。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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