長引く裁判、夫婦は小菅で真冬を迎えるだろう
ダンナは法廷で証人にカマシを入れたり、嫁さんは証人の核心的な証言にウフフと笑ったり、やはり衆院議員河井克行、参院議員案里夫妻はただものではない。
これで保釈申請って、まず裁判長に認められることはあり得ない。全ての証人調べが終わるまで小菅で寒い冬を迎えるのだろう。
新政権誕生も2人の時間は止まったままだ。


克行被告は弁護士全員を解任、さらに結審は遠く
案里被告を当選させる目的で、地元広島の地方議員を買収したとされる両被告の公選法違反(現金買収)の裁判は続いている。
先日は検察側証人として法廷に立った案里被告の秘書を克行被告が恫喝、法廷で謝罪する一幕もあった。
そしてその直後、克行被告は弁護士全員を解任した。弁護人不在では公判は開けず、克行被告の裁判は100日裁判どころか相当、遅れることは確実だ。
解任理由は判明していないが、保釈申請が通らないことに苛立ったのかもしれない。驚くべきことに、保釈され、もし間近に衆院選があれば、無所属で出馬の考えを持っているとか。
菅政権誕生で臨時国会冒頭解散の可能性があると、思っていたのだろう。
証人の証言に案里被告は『ウフフ』と笑った
さて案里被告だけの裁判は続いている。18日の法廷では自身の妻が案里被告側から30万円を受け取った広島県議が証人として出廷し、『危ないカネだと理解した』などと証言した。
さらに昨年末、案里被告から『あれは無かったことに』と電話があったと。これは『口裏合わせだと思った』と県議が話すと、途中、案里被告が『ウフフ』と声を出して笑い弁護人から諫められる場面もあった。
しかし早く辞職して欲しい。このままでは12月のボーナスはもちろん来年まで国民が税金から歳費を払い続けなければならない。
IR汚職の秋元司しかり。
もりもとなおき