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"失言マニュアル"より大切なのは、政治家の高い知性と見識だ

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自民党"失言(しないための)マニュアル"

夏の参院選挙を控え、党内を引き締めるためか、自民党が党内に配布した『失言マニュアル』は結構、良くできている。A41枚に完結にまとめられている。

最近の桜田義孝前五輪担当相や塚田一郎元副国土交通相が失言で相次いで辞任したが、もう参院選前にこんなことがないようにーということか。

 

桜田前五輪大臣は、なんとなく憎めないところがあったが…

 

歴史認識は謝罪できず長期化?

冒頭は「発言は"切り取られる"ことを意識する」と、マスコミがいる前での不用意な発言に注意を促す。

そして切り取りされないためには「句読点がないダラダラしゃべりは"切り取り"のリスクが増す。意識して短い文章を重ねることで、余計な表現も減る」と、話し方まで。

さらにタイトルに使われやすい"強めのワード"に注意として①歴史認識や政治信条に関する個人的見解②ジェンダー、LGBTについての個人的見解③事故や災害に関し配慮に欠ける発言④病気や老いに関する発言⑤身内と話すようなウケも狙える雑談口調の表現―の5パターン。

「歴史認識」については「謝罪もできず長期化の傾向」との注釈が追記されている。

また「今は誰もがスマートフォンで写真や映像を発信できる」と、カメラの目にも注意を促している。

弱者や被害者には一層の配慮をと

締めくくりでは『弱者』や『被害者』に触れる際は一層の配慮をーとし、「表現にブレーキをかけるようにしましょう」と注意喚起している。

しかし①や②は政治家としての見解をぜひ聞いてみたいところだが、みんなこれからは口をつぐむんだろうか。

私が特筆したいメガトン級の政治家の失言というか暴言は柳澤伯夫厚生労働大臣(当時)の『女は子どもを産む機械』
東日本大震災について石原慎太郎都知事(当時)の『大震災は天罰。津波で我欲洗い流せ』
早稲田スーフリ事件を受けて太田誠一元総務庁長官『集団レイプする人はまだ元気があっていい。まだ正常に近い』

女は子どもを産む機械…この暴言は凄まじかった柳澤伯夫さん

 

失言、暴言をしないのは喋りのテクニックじゃなく、政治家の知性と見識だと思う。それを磨くか、ダメな人物を出さないことが一番だと思うが…

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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