菅官房長官と小池百合子都知事は相当、仲が悪いらしい。だから菅氏は新型コロナウイルスの感染者が増えてきたことに対し、『東京問題』などとすり替える、とんでもない発言を繰り返した。これに対し、やはり"女帝"は気が強い。

東京外しのGo Toキャンペーンに当然のいちゃもん
直ぐに政府肝いりの『Go Toキャンペーン』にいちゃもんをつけた。感染拡大する政策を推進してどうすると。首長なら至極当たり前の意見だ。
結果、菅氏の仕返しかどうか。このとんでもキャンペーンから東京を除外するという暴挙に出た。
Go Toキャンペーン自体、二階氏らの利権の臭いがプンプンの暴挙だから、政府は暴挙に暴挙を重ねたわけだ。
そしてこのキャンペーンに国民の70%が反対している。
だからコロナ感染者の多い東京を発着を除外してくれたことは、国民にとって不幸中の幸いと言えなくもない。
この意味では小池さんのおかげかもしれない。

首相応援団田崎スシローらまで駆使して小池攻撃
そして政府はワイドショー常連で安倍首相の応援団とも言える田崎スシローとか門田某まで動員して、世論からのGo To批判の矛先を見苦しいくらい小池さんに向けてきた。
政府はここで小池さん批判をしても仕方ないだろう。国民の多くが反対している。
そもそもこの時期にやることが間違いなのはもちろんだが、東京を除外した段階で既にこの事業は完璧に破綻しているのだ。
東京都議会で非自民ではただひとりで小池都政に厳しい目を向けている盟友の上田令子氏と昨日、電話で話しをしたが、小池知事のダメなところを教えてもらった。
で、上田がいろいろ小池都政批判のあと『でも兄貴(私のこと)は小池さん、好きだもんね』と、残念そうに言った。
初対面で可愛かったイメージが強烈に残っている
実は私は小池百合子に関しては、ワールドビジネスサテライトのキャスター時代からファンだった。

そして初対面のイメージが強烈だった。前阿南市長の岩浅嘉仁さんが衆院議員時代、徳島プリンスホテルで開いた国政報告会に、来賓で来ていた。お互い42才だったが、めちゃくちゃ可愛かった印象がある。

これでは細川護煕や小沢一郎が夢中になるのは仕方がないと思った。
まあ、いい意味で女の部分を前面にだし、政界の荒波を渡ってきたんだと思う。菅さんはともかく、経済担当大臣の西村康稔氏など、勝負にはならない。
最近、全編ネガティブなことを書かれた"女帝"という本が出版されたが、私は特に驚かなかった。
"私と同じ年の同じ7月生まれの森本さんは…"という、祝電をもらったことがある。
今更、この歳では性格は直らない。ガンガン、政府と喧嘩したらいい。
もりもと なおき