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女性と子供への思いは皆無、コンビニの成人向け本。やっと撤去の方向

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コンビニ大手のセブンイレブンとローソンが、8月末までに全国で成人向け雑誌の販売を原則、中止することになった。
すでに昨年1月からイオン傘下のミニストップでは、全国に2300ある全ての店舗で成人向け雑誌の販売をやめている。ファミリーマートも追随することになったようだ。
8月末というより、直ぐに対応したらどうなんだと思う。

コンビニの成人雑誌

 

来年は早、東京オリンピック。今までのように放置していたら、外国からの観光客に日本の品性が問われることになるということか。

いやそんなことより、コンビニは子どもからお年寄りまで全ての年齢層が利用する。女性の性を売り物にした卑猥な雑誌を、子どもたちが利用する店に平然と並べられてきたわが国の現実。

女性と子どもたちのことを少しも考えてこなかったこの国の在り方を、コンビニの成人向け雑誌から改めて考えさせられた。

購買層はネット利用しない高齢者?

コンビニでは普通、雑誌売り場のトイレに近いところが、成人向けコーナー。毎日のようにコンビニは寄るが、ほとんど売れていないような気がする。

何もあんな雑誌を購入しなくとも、スマホでもPCでも簡単にエッチな画像などがだれでも手に入る時代だ。あのような卑猥な雑誌が淘汰されるのは、当然の成り行きだったと考える。
だからコンビニでの成人向け雑誌の購買層は、ネットを使えない高齢者が比較的多いようだ。

そして海外では成人誌をコンビニのような一般的な店舗に置かないのが常識だという。

アメリカは州によって法律が違うが、ニューヨークでは子どもの目の届かないレジカウンター内にあったり、酒屋に置いてあったりする。
またフランスでは普通の店舗で成人誌はなく、まして子どもの目に入る場所に堂々と置いてあることなどあり得ないようだ。

東京など大都会のコンビニは、外国からの留学生のアルバイトが多いが、店舗内の成人コーナーに一番、戸惑っているという。

やっと改善されるか、日本の非常識。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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