方言は誰にも通じる訳じゃない
その土地だけの方言は味があるけど、時には解釈の違いでとんでもない誤解を生むときがある。
徳島のある会社に関東から転勤して来た社員がいた。
ある月曜日、前日、阿南で掘ったタケノコを社員宅に配ったというオヤジに、転勤族の社員がお礼を言うと
『奥さんがおったけん、おまんくに、はめといたでよ』(奥さんがいたから、君の家にも置いてきたよ)と。
するとその社員は『冗談、やめてくださいよ』何ともけげんそうな顔になったとか。
どうやら『おまんく』を『おま○○』
『はめといた』を『入れた』と、大変な意味に解釈したらしい(実話です)
学生時代、友人4人で国電に乗っていた時、O君が『次どこ?』と聞いた。すると名古屋出身のK君が『千駄ヶ谷だがや』と。
するとOは『千駄ヶ谷でしょ?』と。さらにKは『だから千駄ヶ谷だがやって言っとるがや!』と、半分怒っていた。
だいてやる!と言われた女性は大喜び
友人の女性でセミナー講師、まごめじゅん氏がFBにあげていたが、富山県にも強烈な方言があるようだ。
『奢ってやる』は『だいてやる』とか。
例えば県外から来た女性にホテルのランチを奢るつもりで『だいてやるからホテルに行こう』とか言ったら、完全なセクハラになるのでは?
しかし富山では『だいてやる』と言ったら、女性はみんな、喜んでくれるはずだ。
しかし男に言われたら気持ち悪いが…
あと
『正座する』はなんと『おちんちんかく』とか。
改まった座敷の席で、『では皆さん、初めだけおちんちんかいてください』とか、あるんだろうか?
私は多分、言われた通りにするかもしれない。
写真はまごめじゅん氏のFBより
おちんちんかいてる時におちんちんが痒くなったら、やはりおちんちんはかくのか⁈と、まごめじゅん氏。
いやはや、やはり方言は面白い。
もりもと なおき