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女性を美化し過ぎてしまう年頃が男にはある。親友"山崎"の悲劇

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女性を美化し過ぎると、延々とお友だち状態が続く

誰でも女の子を凄く美化してしまう時代がある。私の友人の"山崎"は特にその傾向が強く、学生時代は女の子とついに深いお付き合いをすることはなかった。美化するあまりできなかった。

親友山崎。今はアタマは残念な状態になっている

彼には2人の弟がいた。上が東京農大、下が東京学芸大学で絵を描いていた。3人仲が良く、上の弟は山崎と違い遊び人。一緒に同じところでアルバイトをしていた。

そのバイト先に確か某女子大学のA子も来ていた。お嬢様風の可憐な容姿、上品な立ち居振る舞いとかで、山崎は完全に参ってしまっていた。

私も顔を見るたびに山崎から彼女の素晴らしさを聞かされたので、『山崎、彼女は大事にしなきゃな。絶対、バージンだぞ』と。
すると山崎はそんなの当たり前だと言わんばかりに
『A子ちゃんは神聖にして犯すべかざる高貴な存在なんだ。僕はプラトニックラブを貫きます』

と、バイトに行くのが楽しくて仕方がない様子だった。

 

遊び人の弟曰く、実はA子も遊び人だった

ところがある日、大学のラウンジで会ったらずいぶん元気がない。

聞けば前夜のこと。床に入ってタバコを吸ってたら、隣の布団で寝ていた弟が『あんちゃん、すまん』と、急に謝ってきたという。
で、わけを聞くと弟は
『兄ちゃんが好きなのは分かってたけど、実は俺、A子とやっちゃったぜ!』と。
続けて弟は『でも兄ちゃん、安心しろよ。A子は兄ちゃんの理想とは程遠く、ずいぶんと遊んでたぜ。そんな女、兄ちゃんは嫌いだよな』と、ラブホでの出来事を詳しく説明されたとか。

山崎ははらわたが煮えくりかえり、殴ったろかと思ったが、そこは兄貴の貫禄を見せなければと。
『ああ、そうなんだ。女の子は見かけじゃ分かんないな。俺はもういいや』と、全く意に介してないように。
バイトから彼女がいなくなったのはその直ぐ後だった。

狭い世界によくあるこうした三角関係

若い時の狭い世界って、こうしたことが多々あったような気がします。大人になるとヘタしたら刃傷沙汰になったり大変な騒ぎになりますが…

実は先日、若い人からこんな相談を受け、山崎のエピソードを思い出してしまいました。
もちろん、
『女を美化し過ぎないように。みんな生身の人間だから』と、アドバイスしたところです。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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