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女性議員を増やす難しさ。統一選前半、女性議員は増えたのか⁈

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増えたが、わずかに1.3%

昨年、『候補者男女機会均等法』が施行され、統一地方選挙前半で女性の躍進が期待されたが結果、どうだったか?

女性の当選者は過去最多の237人で、全体に占める割合は10.4%と初めて10%を超えたが、伸び率は1.3%と、前回に比べてごく僅かだった。
まだまだ女性議員誕生にはハードルが高いようだ。

7日に投開票された41道府県議選。女性候補者は前回の11.6%からわずかに増えて12.7%(389人)だった。当選率は60.9%だった。

道府県別では、21府県は女性当選者が1割以下。うち6県が5%以下だった。
京都の21.7%が最も高く、続いて神奈川18.1%、兵庫と埼玉が15.1%。ゼロとなる議会はなかったが、山梨は僅かに1人。福井、香川、高知、佐賀、熊本、大分の6県は2人だった。

政党別で見ると自民党3.5%、立憲民主党24.6%、国民民主党14.5%、公明党8.4%、共産党51.5%、日本維新の会(「大阪維新の会」を含む)6.0%、社民党18.2%。
自民党の少なさが際立つ結果となった。

組織政党以外から立ってみるべき

しかし旧民主系など大労組が後ろで支える政党は女性候補を出しやすい。少なくとも人の支援はあるからだ。

これに対し、"自民党は自分党"と言われる。地方選挙だと後援会づくりからハガキ書き、ポスティング、車の手配、ポスター貼り。
男だろうが女だろうが党は別に何もしてくれない。

全て自分でやらなくてはならず、女性の場合は出ること自体が難しいのが現実。そして無所属しかり。しかしこれを乗り越えた場合、自民候補は強くなる。

政策決定の場にひとりでも多く女性議員を増やすことかが大事だが、とにかく立候補者を増やすことから始めるべき。
政治を志したり、仲間に担がれて心を決めたら、地道な活動からスタートさせよう。
組織や後ろ盾やカネがなくとも、やり方はある。

印象的な2人の女性県議、県議候補

先日もブログに書いたが、千葉県議に再選した水野ゆうきさんの選挙は全て手作り。地道な活動に少しずつ応援部隊が集まってくる。
そして本人の日頃の活動に裏付けられた選挙活動は鬼気迫るものがあった。

手作り選挙で大政党を抑えトップ当選の水野さん

そして残念ながら埼玉県議選挙で惜敗したが前朝霞市議、松下まさよさんの日頃の活動、そして選挙戦も素晴らしかった。

元々名古屋出身だが、結婚して朝霞市に。子育てなどを通じて多くの仲間に押されて朝霞市議に。二期目の途中、より大きな目的のため県議選挙にチャレンジした。

駅頭でマイクを持つと多くの市民が駆け寄るのは、まさに日頃の活動の賜物。絶やさない彼女特有の笑顔も多くの人を惹きつける。

埼玉県議選で惜敗した松下さん。捲土重来を期待したい

ジバン・カンバン・カバンが無いのを自慢する候補者がいるが、ジバン、カンバンは自らつくるもの。

水野さん、松下さん、2人ともゼロから作り上げ、まだまだ過度期だ。もちろん自分で組織を作り上げた他にもたくさんの女性議員はいる。

日曜日からまた後半戦、市町村長、市町村議、東京特別区の区議選挙が始まる。
ちなみに水野ゆうきさんは元千葉県我孫子市議、松下さんは埼玉県朝霞市議。

小さなところからスタートしたっていい。この2人のやり方は政治を目指す女性たちに大いに参考になると、私は思う。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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