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妻が大切にしていた2021年6月18日のスタバのレシート

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財津和夫の『青春の影』を聴くと、抗がん剤の副作用で生死を彷徨った1年前を思い出す。
あの時、自宅から救急車で徳島大学病院に運ばれICUに収容されたが、意識を失った中でこんな夢を見た。

"穏やかな春の日差しの中、何故か僕は妻とスターバックスでこの曲を聴きながらカフェ・ラテを飲んでいた"

意識が戻った時、思ったのはもう一度でいいから妻とスタバに行けたらいいなぁと。
だから20日後、退院した日にはその足でスターバックスに寄ってもらった。

先週土曜日にスタバに行った時、妻が財布から一枚のレシートを取り出した。
なんだろうと見せてもらうと、
『2021/6/18 Sスタバラテ/Tキャラメルマキアート』と記されている。ちょうど1年前のきよう、退院した日に立ち寄ったスタバのレシートだった。


あの時は余命6ヶ月…
そして今、元気に1年と1ヶ月が経った。
全てのことに感謝しながら、まだまだ人生を頑張りたい。

自分の大きな夢を追うことが/今までの僕の仕事だったけど/君を幸せにするそれこそが/これからの僕の生きるしるし
       (財津和夫 青春の影)

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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