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娘へ性暴力の実父に高裁逆転有罪。おかしな裁判に声上げる大切さ

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裁判官は純粋であるが故に、かなり社会の常識から逸脱している人物も多い。それでも昔は裁判官というだけで不可侵のような存在で、批判するのを憚れる雰囲気があった。

おかしな判決には市民も怒りの声が大切と再認識

しかし、おかしい判決というのは捜査機関でいえば不当逮捕に等しいと、私は考える。その人の人権や人生まで奪ってしまうからだ。やはりとんでもない判決には本人や弁護士だけでなく、世論もともに声を上げることが大切だ。

裁判官だって新聞も読めばテレビニュースも観る。きちんと怒りの声を伝えたら、上級審で判決を修正するシステムがある。
今回の娘に性的暴行を続けた実父への名古屋高裁の逆転有罪は、間違った判決には市民がおかしいと声を上げた結果だった。

裁判官の良識と資質疑った一審の娘暴行の父無罪判決

実の娘を幼い頃から暴力で屈服させ、その後、性的暴行を繰り返した父親に対する一審の名古屋地裁岡崎支部が『無罪』の判決を出した時、絶句した。

女性への性暴力に裁判官はここまで認識が薄く、普通の感覚がないのかーと。折しも他にも女性への性暴力で多数の無罪判決が出るなど、裁判官の資質さえ問われている昨今。この異様な判決は女性たちが性暴力に対して立ち上がる『フラワーデモ』のきっかけにもなった。

今更ながら父親を無罪とした一審、名古屋地裁岡崎支部の判決に呆れるばかりだ。裁判官の猛省を望みたいものだ。

高裁判決に喜ぶ支援の女性たち

人間としてあり得ない犯罪、有り得ない一審判決だった

さて、昨日の名古屋高裁判決は、この父親に求刑通り懲役10年を言い渡した。

愛知県内で2017年、当時19歳の実の娘に性的暴行を加えたとして準強制性交罪に問われた父親(50)の控訴審判決が12日、名古屋高裁であり、堀内満裁判長は、求刑通り懲役10年の実刑判決を言い渡した。

一審の名古屋地裁岡崎支部は、被害女性は抵抗が著しく困難な「抗拒(こうきょ)不能」の状態だったとは言い切れない、として無罪としたが、高裁は全て覆す判決となった。
また裁判長は「性交を拒否することが著しく困難な抗拒不能状態だったと優に推認できる」と指摘。

さらに「常習性は明らか。強く抵抗できない状態につけ込み、己の性欲のはけ口にした卑劣な犯行だ。加害者が実の父親であることで、女性の肉体的、精神的苦痛は極めて甚大かつ深刻」とした。

人間としてあり得ない犯罪だし、名古屋地裁岡崎支部の一審は、裁判官は人間としてあり得ない判決を出したと思う。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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