忘れていたのは本人だけ⁈
本人も忘れていたであろう大昔の"淫行"が、話題になっている。ひとつは先日、私のブログでも紹介した19年前の高校教師と教え子の女生徒。
当時は付き合っていた2人だが、最近の2人のトラブルから、19年ぶりに東京都教育委員会の知るところとなった。
件の先生、定年まで半年を残し哀れ懲戒免職に。退職金もパーとなった。
都教委は『女生徒との不適切な関係に時効はない』と。
そして写真誌FRAIDAYに掲載されたバナナマンこと日村勇紀さんの、こちらは16年も前の淫行とか。
なんでも当時、日村さんと不適切な関係を持った女性がFRAIDAYに当時のことを告白した。
高校教師のケースはそれなりにニュースの価値はあったと考える。それも"生徒との不適切な関係に時効はない"という衝撃。不埒な考えを持つ全国の先生たちに相当な抑止力となったのは、間違いない。
例え16年前でもと、賛否両論
しかしバナナマンのケースは賛否両論のようだ。何故かバナナに同情の声も多い。NHKはとりあえず番組を差し替えしたが、常識的な判断だと思う。
主な同情の声は16年も経ち、"事件"(青少年保護育成条例)しても完全な時効が成立している。女性が当時、21才だと歳を偽って接近した(淫行条例は年齢を騙されたことは免罪にならない)
女性の嫌な思い出に時効はない
しかし女性にとって嫌な思いに時効はない。特に相手がメディアで活躍する人気タレントの場合、ずっとその存在は過去のものにならない。
最近、バナナマンが"人気女子アナと結婚"とのニュースが流れたが、女性は16年前の思い出がフラッシュバックしたのかもしれない。
『 古い話をいまさら…』というのは、男の側の論理に過ぎない。
女性が訴えの場としてFRAIDAYを選択したことだけは、私は良く分からないが…
それにしても講談社とFRAIDAY、もっと社会性の高いニュース写真は撮れないものか。喫茶店でしか見ないが、裸の写真、水着の写真が大半じゃないか。せめて大物タレントのW不倫とか、大物政治家の不倫とか見つけてきて欲しい。
もりもと なおき