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子どもを体罰から守れ!国連が子どもへの虐待について日本に勧告

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国連、体罰禁じる法整備急げと勧告

国際社会の中で、"子どもの人権が守られていない国"とはっきりと認定されたに等しく、全ての大人が考えなければならない。
ついに国連の"子どもの権利委員会"から日本政府は、子どもへの体罰を禁じる法整備を急ぐよう勧告された。

千葉県野田市で栗原勇一郎(41)が長女心愛さん(10)を虐待とせっかんで殺害した事件で、国連子どもの権利委員会は、日本で同様の虐待が頻発していることを重視。日本政府に対応を強化するよう勧告した。

同委員会で日本のこうした現状が審査されたのは2010年以来とか。

この事件で学校、児童相談所が全く対応も機能もできず、その結果、心愛さんを死なせてしまったことを、同委員会は憂慮したのだと思う。

子どものSOSに応えることなく、家庭の中の地獄に放置してしまったことは、同委員会に衝撃を与えたに違いない。

 

しつけという名の暴力も問題視

勧告では虐待への対応について、加害者に対する厳しい刑罰や、当該の子どもが被害を訴えやすいシステムをつくることが必要だと指摘している。

さらに日本の学校や家庭での体罰が、十分に防ぎきれていないとも指摘。
日本社会ではしつけにおいて暴力が一定程度、許容されていることまでも問題視した。

今回、恥ずかしくも勧告をいただいたが、やはり心愛さん自身のSOSを、市教委幹部が父親に渡してしまったことは、国連さえも驚かせたに違いない。

 

極刑も視野に入れるべき

あと"愛のムチ"などと言い換え、日本社会では、親子やスポーツチームなどで公然と暴力がまかり通り、一部美徳のようになっていたことも、問題視されたようだ。

刑罰の軽さも指摘されたが、私は最高刑は"極刑"とすべきと考える。そのためにも殺人罪を適用する必要がある。
傷害致死罪や保護責任者遺棄致死罪ではあまりに甘いと言わざるを得ない。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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