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官僚たちの心掴んだ角栄さんの大蔵大臣訓示。全ての責任は俺が!

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官僚たちのヤル気、ワクワク感が伝わる角さんの訓示

『私が田中角栄であります』で始まる田中角栄さんの大蔵大臣就任時の訓示は有名だ。短いがあっという間にプライドの高い大蔵官僚たちの心を一瞬にして掴んでしまった伝説の訓示だ。

優秀な官僚の使い方が抜群に素晴らしかった田中角栄氏

最後はこう結んだ。

『今日ただ今から、大臣室の扉はいつでも開けておく。我と思わん者は、今年入省した若手諸君も遠慮なく大臣室に来てください。そして、何でも言ってほしい。上司の許可を取る必要はありません。
できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの田中角栄が背負う。
以上!』

最後のワンフレーズ!官僚たちの仕事へのヤル気、ワクワク感が伝わってくるようだ。

全ての政治家が角さんの心意気を

この角さんの訓示を聞く限り、政治家の疑惑隠しのために上司が公文書の隠ぺい、改ざんを命じる。そして下のものが自殺に追い込まれる。いったいどこの国のことかと思う。

古き良き時代のことと、懐かしんではいけない。議員内閣制の下、国会議員が大臣になるというのは、角さんの訓示のような心意気がいるのだ。

相次ぐ若手官僚の退職、何と6年前の4倍に!

公務員制度担当相でもある河野太郎氏のブログで、国家公務員総合職に合格した20才代のいわゆるキャリア官僚が、2019年度だけで何と87人も、自己都合で退職していたことが分かった。

毎年、自己都合で退職する人はいるがが、なんと6年前より4倍もの数字とか。

河野氏は「国家公務員の働き方改革を進め、霞が関をホワイト化して、優秀な人材が来てくれるような努力をしっかりと続ける」と、している。
しかし、果たしてダラダラ残業を減らすくらいでこの流れを止めることができるのだろうか。

退職急増は職業の多様化と、政治家の理不尽な圧力だ

例えば30年も前ならキャリア官僚の新規採用は半数を東大、京大卒が占めた。待遇が悪かろうが忙しかろうが、国家の中枢を支えるという強烈な自負心が、天下の秀才たちにあったからだ。

ところが近年は減少を続け、ことしの合格者のうち、例えば東大卒はわずか14.5%と、過去最低だった。国家公務員となる学生の多様化は歓迎すべきだが、やはり優秀な人材が逃げているのは間違いない。

就職の選択肢が増え、近年は優秀な学生は自由で年収が国家公務員よりいきなり数倍にもなる外資系金融やコンサルティングを志望するのが、退職急増の一番の原因か。

そして重大なのは昨年来、モリカケ問題など有力政治家の疑惑隠しに官僚たちが犠牲になるところを、若い官僚が目の当たりにしたことも間違いなくある。

国会で右往左往した佐川元財務省局長


河野大臣がホワイト化も指摘したが、政治家が官僚たちに理不尽なことをしない。これこそホワイト化だろう。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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