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実はホッとしたかも?貯金100万円以下の世帯が54%という現実

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庶民としてはホッとひと安心の調査が出たが…

定年後に2000万円の貯金はいると金融庁に脅されたり、様々な金融機関が世帯の平均預金額が800万とか500万とか言われる度に、憂鬱な人は多かったのでは?

実はLeadingTechが運営する情報メディア「ワイズローン」というところが貯金実態調査2019を発表したが、なかなか庶民が安心する?現実的な結果となった。


何と世帯貯金額の分布では100万円以下層が最も多く、回答者全体の53.7%を占めたからだ。

100万円以下が54%いても平均貯金額は317万円

調査には1,060人が回答。従来のこのような調査では、簡易な選択式アンケートが用いられているのに対し、実際に貯金額など具体的な数値データを取得、より正確な分析を行った。

まず、気になる世帯貯金額だが、まず100万円以下が回答者全体の53.7%に達した。
しかしこれに対し平均は317万円にも。

これは1000万円を超える世帯が全体を引き上げているためで、この金持ち層は全体の5.1%いた。

60才代からまた貯金額は急激に下降していく

100万円以下の回答者をみると、0~10万円は全体の約20%、95~100万円が約10%だった。

年齢別では20歳未満が最も少なく、50代までは年齢が上がるにつれて増加していく。
最も多いのは50代だが、60代、70代になると貯金額は急激に降下する。

少ない年金を補うためか、年齢とともに貯金を取り崩して生活している実態が明らかになった。
貯金の目的は「老後の備え」が最多の約60%で、平均で424万円貯金していた。

もりもと  なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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