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実は石破降ろし⁈自民党総裁選は一般党員が投票できない簡易型か

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負の歴史…かつて密室で誕生した森喜朗総理

自民党の負の歴史に党員どころか国会議員の選挙もなく、超密室で総裁を決めたことがある。
小渕総理が倒れた時、自民党の大物議員5人だけが協議し『あんたがやれ』(実際にそう言った)と森喜朗氏に決めたものだ。

両院議員総会で了承はしたものの密室で決まった総裁・総理は大きな批判を浴び、退陣までの1年間、森首相本人の舌禍なども重なり、支持率も低迷したままだった。

当時、イギリスのガーディアン紙などはまるでクレムリン(ロシア)のようだと揶揄したほどだ。

正規の総裁選なら石破の圧勝が予想されている

自民党は辞意を表明した安倍首相の後継となる新総裁を9月15日までに選出する方向で調整に入った。

やり方は二階幹事長に一任されたというが、一般党員・党友の投票は省略し、国会議員と都道府県代表による簡易型の方向のようだ。
そして菅官房長官で1本化する動きも加速しているという。

次期総理についてはこの1年、各メディアの世論調査では、石破茂元幹事長が圧倒していた。
直近の調査でも石破28%、菅、岸田は4%しかないから、正規の総裁選なら相手が党員に人気のあった安倍さん以外なら、石破さんの圧勝が予想されている。

辞意を表明し会見する安倍首相
どうも菅氏に一本化されそうな動きだ

石破降ろし…安倍、麻生は大嫌いな石破だけは回避したい

ところが石破さんは党内基盤が弱いだけじゃない。ただひとり政権批判を続けてきた石破さんを、安倍、麻生両氏が蛇蝎の如く嫌っている。だから絶対に石破さんにはしたくない。

そんな党内事情が石破が圧倒的に有利になる正規の総裁選を回避する方向に向かっているのは間違いない。

まあ、程の良い石破降ろしだろう。

このコロナ禍、政治に空白を作ってはならないというのが、大義名分となっている。
しかしそれはおかしい。安倍さんは後任が決まるまで総理にとどまる。ということは内閣はそのままの状態なのだ。内閣がきちんと仕事をすれ空白はできない。

この後継選びは野党を有利にするだけの見方も

当然、若手から正規の総裁選をとの声は挙がっている。小泉進次郎氏は『石破さんを応援する訳ではない』としながら強く正規の総裁選するべきと、主張している。ほかにもそんな声は多い。
安倍政治の7年8か月。当然、多くの功罪はあり、森友、加計、桜などは依然疑惑を引きずったまま。疑惑隠しのための公文書の隠ぺい、改ざんも酷かった。大臣らの相次ぐ不祥事、収束しないコロナ対策など、最近は政権支持率も発足以来最低を記録していた。 

だからこそ自民党としては正規の手続きできちんとした総裁選をやり、支持の回復を図るべきだと、考えている議員は多い。安倍さんの退陣の理由が深刻な病気なので、厳しい政権批判は収まっているだけなのだ。

元衆院議員で連立与党で首相補佐官を務めた田中秀征さんは朝のテレビ番組で、『こういう後任選びは野党を有利にするだけだね』と、自民党の"石破降ろし"を批評した。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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