捕まって良かったと誰もがホッとした宮崎文夫
しかしこんな乱暴な輩がクルマを運転し、高速道路であおり運転を繰り返しながらクルマを走らせていたと思うとゾッとする。
茨城県守谷市の常磐自動車道で、あおり運転し、後続車の会社員(24)を殴って茨城県警に傷害容疑で逮捕された大阪市東住吉区、宮崎文夫容疑者(43)。
警察へ連行される様子がニュースで何度も流れていたが、宮崎は相当な勘違いをしていた。
『自分で出頭させろ』と騒ぎ、出頭する警察まで指定していたが、恐らく自ら出頭したら自首扱いになり、罪が軽くなるとでも思ったのだろう。
残念ながらこいつにその権利はない。


全国に指名手配されると、出頭したところで自首にならない
刑法は,「罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは,その刑を減軽することができる。」(刑法第42条1項)と規定している。
そのため自首が成立した場合には,犯罪行為を行っていたとしても,裁判所の判断により刑が減刑される可能性が高い。
しかし宮崎は指名手配された段階で傷害容疑の被疑者となり、例え自ら出頭しても自首扱いにならない。
そしてすでに傷害容疑などで茨城県警から全国に指名手配されていたから、見つかった時点で逮捕可能。
警察が大騒ぎする宮崎に手こずり、なぜ連行に時間がかかったのか極めて不可解だった。
あの段階で手錠を即、かけるべきだっただろう。
異常な行動が次第に明らかになってきたから、余罪はかなりあるのでは。
同乗していたガラケー女、会社員喜本(きもと)奈津子容疑者(51)も、犯人蔵匿・隠避の疑いで逮捕されたが、似た者同士と言わざるを得ない。
もりもと なおき