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家庭クラスターに繋がる小中高生のコロナ感染。今こそ一斉休校を

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徳島市の私立高校で新型コロナウイルス感染の大規模なクラスターが発生した。PCR検査が進むにつれ、感染者はさらに拡大する可能性も心配されている。

昨春の一斉休校では学校から子どもたちの声が消えた

小中高生にも広がってきた新型コロナウイルス感染

同校ではこれまでに22人の生徒が感染していることが分かっている。同校に限らず、全国の小中高生にコロナ感染はじわじわと広がっている。

若者は感染し難い、若者は重症化し難いなどという根拠の無い話しを国や自治体は一刻も早く打ち消し、さらなる注意を呼びかけるべきだ。

小中高生の日常生活での動きは活発だ。教室やクラブ活動での濃厚接触ぶりを見れば、ひとりでも感染したらクラスターに発展する可能性は高い。

普通に中学、高校の運動部系の部活を見れば、とてもコロナで緊急事態宣言が出ている国とは思えない。

学校からのクラスターを防ぐには一斉休校しかない

コロナ感染は教室から学校全体に、さらに学校から家庭へ、家庭から親たちの勤務先やきょうだいらの学校へ。
児童、生徒たちの感染は家庭クラスターのもとになる危険性は極めて高いし、多くなっている。

とりあえずこれを防ぐには昨春のような一斉休校しかないだろう。しかしながら後手後手菅政権と首相の決断力のなさ、見通しの甘さでは、一斉休校を出せないのは明白だ。

尾身会長ら専門家会議が早く首相に提言すべきだ。徳島の私立高校のケースは今後、全国的なものとなるのは確実だ。

重症化しにくくとも後遺症が残る可能性が指摘される

10代は重症化し難いし、まず死に至らないのはデータが示している。しかし後遺症が残るケースもあることを警告する専門家も多い。

親や祖父母に感染ささないのはもちろんだが、長い人生だ。後遺症が残っても大変なのだ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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