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密室で通り魔と戦うのは、若い男たちの勇気しかない

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『密室での通り魔事件…若い男たちは常に事態を想定し、弱者を守る心構え必要』

犯人の川崎市の職業不詳、対馬悠介容疑者(36)が凶行に及んだ時、祖師ヶ谷大蔵付近を走る小田急線にはたくさんの乗客がいた。
当然、若い男もたくさん乗っていたはずだ。なのに若い女性が刺されても犯人と戦うことなく、競うように逃げたという。数人で協力し、あの通り魔を押さえ込むことはできなかったんだろうか?

対馬容疑者


自分は歳も取り今はまず戦うことは無理だが、もし20代、30代ならどうしただろうか。勇気はあっただろかと自問する。
ある若い男の乗客が『近くで女性が刺されたのを見たから、早く逃げなきゃと思った』と、インタビューに答えていたが、これに実はびっくりした。
女性を救助することも戦うことも放棄したことを、平気で口にしたことにだ。
このコメントにまだ何とも言えない気持ちが残っている。

東京は人口が多い分、変なヤツは当然、多い。たまに上京し、地下鉄や電車に乗っても危ないヤツと遭遇する。
混んでる電車に乗り込んでポッカリ空いている座席空間があるので喜んで座ったら、横の男が何やらぶつぶつ言っている。気持ち悪いからみんなが近くに座るのを避けただけなのだ。

この度の小田急線内の通り魔は、変なヤツ、が行動に移したと言える。牛刀まで持っていたというから、よく死者が出なかったと思う。
重軽傷を負わされた10人はもちろん、追いかけられた人たちは生きた心地がしなかっただろう。

また車内に火をつけ大量殺人を狙った可能性があり、もしガソリンなど持ち込んでいたら、新宿バス放火、京アニ事件を超える大惨事になっていた。
動機は釈然としないが、そのひとつに『幸せそうな女性を見ると殺してやりたい』と語っている。
女性に鬱屈した思いを抱えているのだろうか。

きっちり起訴し、長期刑にすべきだが、精神鑑定に、かなり時間がかかりそうだ。こんな人物は激増してきたような気がする。
バス、電車、飛行機、新幹線…密室での凶行への対応は難しい。全ての乗客がパニックれば、被害は拡大する。少なくとも20代、30代の男たちは、こうした犯行を常に想定し、危機に対応する心構えくらいは養う必要があるだろう。

もりもとなおき

  • この記事を書いた人

morimoto_ naoki72

森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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