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密室の新幹線車内での凶行は、自衛するしかないのか

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怖い密室の凶行


よく新幹線を利用するが、席の近い客が凶器を出して暴れだしたらどうしようもない。昨夜の新幹線のぞみで刃物を振りかざした若い男が暴れ3人を殺傷した事件は、聞いただけでゾッとしたし、列車という密室での危機にどう対応したら良いのか、改めて考えさせた。


車内は大パニック。止めに入った若い男性が犠牲に


車内は未曾有のパニック状態に陥ったという。

犯人の男は愛知県岡崎市、小島一朗でまだ22才。「むしゃくしゃし、だれでも良かった」と、自供している。複数の刃物を持っていた。

目撃者によると突然、立ち上がり、隣りの席の女性に刃物を振り下ろした。やめろ!と止めにはいった乗客が、犯人ともみ合いになった結果、犠牲になったようだ。

この人は31才。止めに入らなければ、さらに犠牲者が出ていたかもしれない。

今回と同じく、新幹線のぞみの新横浜から小田原間は鬼門だ。

2015年6月にも71才の男が車内でガソリンを被って焼身自殺を図り、本人と客が死亡、28人が重軽傷を負う事件があった。

とにかく新幹線ってどんなヤツが乗っているか分からない気持ちわるさがある。




変なヤツは確かに乗っている。自衛しかないのか?


私はいつも新神戸ー東京間、のぞみの自由席車両を利用するが、これまでも◾ずっと笑いながら何やらぶつぶつ独り言を言う若い男◾理由なくずっとメンチを切る入れ墨の外国人◾若い子が自分のポケットの中をまさぐりながら"財布が無い"などと口走り、挙句、隣席の私に『僕の財布を返しください』と。

これには同乗していた男が怒って止め、私に何度も謝罪を。この男も当初から挙動不審、絶対、普通じゃないと思っていた。別の客に迷惑をかけそうだったので、車掌に通告した。

外国人は他のサラリーマンに暴力を振るいかかり、車掌さんが駆けつけた。

新幹線のぞみの場合、ほぼ満席だと1000人近い乗客が乗っているからいろんな人が多い。しかし飛行機のように乗車前、荷物検査もできないから、ガソリン男のような事件もあった。

たまに鉄道公安官(鉄道警察)が乗り込むケースがあるが、極めてまれ。全てに乗ってくれれば良いが、膨大な人員が必要であり得ない。

結局、自衛するしかないんだろうか。

もりもと なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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