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富川さん、報ステ復帰。過剰な謝罪はしなくても良いと思う

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富川キャスター、報ステ復帰も謝り過ぎだと思う


新型コロナウイルスに感染し入院、休養していたテレビ朝日系「報道ステーション」のキャスター富川悠太さんが2か月ぶりに復帰した。
大変喜ばしいことだが、やはり少し元気がなく、視聴者に謝ってばかりで痛々しかった。

富川さんはまず「感染拡大の防止を呼び掛けていたにもかかかわらず、番組内に私を含めまして5人の感染者が出てしまいました。改めておわび申し上げます」と頭を下げた。

そして「視聴者の皆さまからは多くのおしかりの言葉をいただきました。ひとつひとつ真摯に受け止めています」と話した。視聴者のおしかりとは、なんだったのか。

経緯の説明を聞く限り、問題はないと思ったが

富川さんもジャーナリストとして、自分が感染した経緯、闘病の様子はもちろん詳しく報告する義務は当然あった。
しかし番組に穴を開けたことは組織人として謝罪すべきだが、感染したことについてあれだけ恐縮する必要は全く無いと思った。

経緯についても特に落ち度はないと思う。番組終了後、キャバクラ遊びをした訳でもなく、女性と濃厚接触した訳でもない。休日も基本は自宅でいたようだ。

体調の変化についても早朝と未明、2日連続で38°の発熱があったものの、数時間で平熱に下がっている。だるい感覚も味覚、臭覚異常も無かったようだ。ただその数日後、階段を上がる時、息が上がったため検査となり、コロナ感染が発覚した。

有名人だからの酷いバッシングは看過できない

入院当初から彼に対するバッシングも酷かった。2日連続で熱が出たのに出勤したことを厳しくなじるメディアも多かった。

しかし昨日の本人の詳しい説明では、直ぐに平熱に戻っている。これだと普通、番組に穴を開けたくないのは、当たり前だろう。
その後は家庭の問題も取り沙汰され、本当に気の毒だが、頑張って欲しいものだ。

コロナ感染者に対し、激しいバッシングが社会問題にさえなっている。もちろん感染しないための生活習慣は大切だが、不可抗力で感染する人も多い。

テレビ局としての対応だろうが、やはり有名人の必要以上、過剰な謝罪はコロナ感染者への不当な差別を助長するのではと、考えた。石田純一さんへのバッシングも相当、酷いようだ。

もりもとなおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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