『眞子さまのかわいく上がった口角は、必ずお幸せになるお顔です』
日本には江戸末期、『人の恋路を邪魔するヤツは馬に蹴られて死んじまえ』という都々逸があった。このことば通りだとたくさんの日本人が馬に蹴られなければならない。
心よりおめでとうございます。本当に長かった。そしてよくお二人とも頑張りましたねと、声をおかけしたいものだ。

秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんがついにゴールインした。婚約会見からなんと丸4年。お二人が再会したのはなんと3年ぶりだった。
婚約報道以来、祝福以上にネットや大マスコミにまで溢れた犯罪的な酷い悪口、誹謗中傷……
恐らくや嬉しいことより辛いことの方が何万倍も多かったんじゃなかろうか。心折れることもどれだけあったかは、想像もつかない。
それでもこの日を迎えることができたのは、お二人のビクともしない固い絆と海よりも深い愛情だったのは間違いない。

そして私がずっと感心していたのは、小室さんのこれまでの頑張りだ。
国際弁護士資格を得るためのアメリカでの血の滲むような努力。その成果としてニューヨーク州弁護士会の論文コンペで優勝するほどの実力をつけた。
全て真子さまにふさわしい男になるための頑張りだったんじゃないだろうか。
"会見"で感じたのはこれまで家族のことで批判を浴び続けた、小室さんを守ろうとする妻・眞子さまの健気さだ。
この眞子さまに小室さんは『私は眞子さんを愛しております。 一度きりの人生を、愛する人とともに過ごしたい』と誓った。分かるよ。

眞子さまは1億5000万円の皇室を離れる際の一時金も辞退した。私は制度がある以上、安全な生活のために受け取っていただきたい。国民の大半が皇室への敬意を抱くその中での制度なんだから。
眞子さまのかわいく上がった口角は、必ずやお幸せになるお顔だと私は確信している。
マスコミ諸君やニューヨークで待ち構えるであろう下請けのパパラッチ、まとわりつくのやめようぜ。
あと姿を見せていない小室さん母の"元婚約者"さん。もう本当にグズグズ言うのはいい加減、終わりにしよう。
小室圭・眞子さんご夫妻に幸多かれ。
もりもとなおき