東京のコロナ感染者、急激な右肩上がりに
東京の感染者が連日、最高人数を更新している。日曜日は新たに143人の感染が確認され、累計1000人を超えた。
さすがに小池知事も早く安倍首相が緊急事態宣言を出すよう、呼びかけているが、安倍首相や重要閣僚も土曜日、日曜日が続いているためか音も沙汰もない。のんびりくつろいでいるんだろうか。

外出自粛なく、一部でごった返していた東京の街
日曜日も東京のお年寄りが集うので有名な街では屋台まで出て、大変な賑わいだと、ニュースが伝えていた。インタビューされた高齢者は『コロナに感染しない自信がある』と、全く危機感がない。
もちろん東京は小池知事が週末、不要不急の外出自粛を強く呼びかけているのにだ。
やはり緊急事態宣言を出し、強く外出制限することしかないだろう。
医療現場は崩壊寸前だが、厚労省は何をしている
医療の現場では医師も看護師も検査技師らもまさに不眠不休の戦いを続けている。連日増え続ける感染者に加え、医療従事者自身がコロナウイルスに感染するケースも増えており、まさに医療崩壊寸前だ。
SNSでも医師らが現状の過酷さを訴える悲痛な投稿が溢れているが、厚生労働省や加藤厚労大臣はこうした声が聞こえていないのか?
医療へのバックアップさえ見えてこない。
とにかく学校は休校の継続を
こうした中、全国的に知事らが4月8日からの小中高校の授業再開を発表したところも多い。いろんな考えがあるんだろうが、正気の沙汰とは思えない。
恐らくコロナウイルスへの危機感など全く無いと言われても仕方ない。
もう一度、考え直すべきだ。
100年に一度と言われる新型ウイルス。異常に高い致死率。政治も行政も必要以上の対応をとるのは当たり前だが、まだ危機感のない為政者には呆れるばかりだ。
もりもとなおき