コロナ禍の緊急事態宣言の延長措置を、適当なウソをついて政争の具にしようとする小池都知事もさることながら、神奈川県の黒岩知事もはからずも小物ぶりを発揮してしまった。
緊急事態宣言ありきで、小池が適当なことを言ったと
マスクしたままのメシの食べ方を、以前知事自らテレビでやってたのを拝見し、この人物の小物ぶりにびっくりしたことがある。
そして今度は黒岩知事は緊急事態宣言2週間延長が決まる舞台裏について語ったが…
簡単にいうと、自身は緊急事態宣言延長をまだ決めてなかったのに、小池知事が千葉森田、埼玉大野両県知事に対し、黒岩知事も賛成しているとウソをつき、賛同させたというものだ。
そして小池知事に抗議したところ、『先走ってしまった。ごめんなさい』と非を認めたというもの。この話をメディアの前で暴露した。
小池も酷いが2人だけの舞台裏の話しじゃなかったのか
フジテレビの記者時代から全く大した記者やキャスターじゃなかったから、神奈川県知事になったことに驚きだったが、やはり小物だった。
『小池さんが謝ったからもう何のわだかまりもない』と言いなが、いかに小池が汚い女かをテレビでペラペラと。
同じ神奈川県だから当然、菅首相の配下にある。そして菅、小池が仲の悪さは有名だ。
先の緊急事態宣言では菅首相が小池にしてやられたから、今回は親分のために小池に恥をかかそうとひと肌脱いだのかもしれないと、邪推した。
コロナ対策を政局に利用するなと、両人には言っておきたい
小池が緊急事態宣言を政局に利用していることは確かに暴露できたものの、残念ながら誰が見ても小物ぶりを発揮してしまった。
どっちもどっちなんだが、こんな連中が都道府県No.1のNo.2の大規模自治体の長というところが、日本の政治のどうしようもなさを、はからずも露呈してしまった。
くだらない駆け引きより、コロナ対策に邁進しろよと、言いたい。
もりもとなおき