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少女売春の温床にもなる出会い系サイト。新潟県知事の利用はやはりアウトだ

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新潟県知事の米山さんに、出会い系サイトで知り合った女子大生との売買春疑惑が発覚、辞職に追い込まれたが、現職知事の利用で、改めて出会い系サイトが話題になっている。

知事の出会い系利用に驚き

"売買春"の善悪以上に、"現職知事が出会い系を利用していた"という呆れた事実に、驚いた人も多かった。

米山さんの正直すぎる謝罪、辞任会見に、何も辞めなくても…と、一部女性からも同情論が出ているのが不思議で、何となく可笑しい。

私も会見で徹底的に県民に謝って、せめて今任期は全うすべきーとも思いました。

しかし出会い系サイトは、全国の都道府県警察が中高生の利用は『絶対ダメ!』と、利用しないよう啓発に力を注いでいる。やはり辞職は当然だったのかと思う。

出会い系の目的は?

そして現職知事の今回の一件で、改めてネットの『出会い系サイト』が注目を浴びている。

"サクラ"ばかりでまず出女性と会えないというのが定説でしたが、米山さんといういかにもダサいオヤジが何と女子大生と出会い、そしてホテルにまで行っていたことに、驚愕した人も多い。

直ぐにこのニュースに反応した風俗ライターによると、「普通はまず会えない。でも援交を伝えればそれは別。会える確率は高まります」と。

かつてはテレクラ売買春が

私が事件記者をしていた時代はスマホもケータイもなかった。出会い系サイトもなく、もっぱらテレホンクラブ、通称"テレクラ"という店が大流行し、大きな社会問題にもなった。

電話機が、見知らぬ男女が出会う媒体となったもの。怪しい利用に当時の警察の防犯担当者は、テレクラを通じ当事者同士は売買春していても管理売春に繋がらない限り、摘発は無理。テレクラ店が公序良俗に反する存在であっても、摘発は難しいとの見解だった。

共に少女売春の温床

ところが様相が変わってきたのはテレクラを利用した少女売春が横行したことだ。

当然、テレクラを通じ知り合った少女と買春した客は、都道府県の淫行条例などで摘発、逮捕されるケースが続出した。

今の出会い系サイトを利用した少女による売春も、当然、テレクラ時代と同じように淫行事件としての摘発も。

また都道府県警察は、ネット犯罪に対応するためサイバー捜査班を設置。ネットでの少女が絡む売買春にも目を光らせている。

地元徳島県警などでも数年前から淫行で検挙するなど、実績もあげている。

知事の責任はやはり大

新潟県知事の一件で、出会い系サイトが改めて話題になったが、売買春は大人同士でも決して良いことではない。

ましてや少女買春になると完全な犯罪。都道府県県警は、中、高校生に、出会い系サイトの利用は絶対ダメと呼びかけているだけに、知事が率先して利用では…

新潟県知事は成人相手ではあったが、『出会い系サイトで売買春ができる』ことを広く一般に印象づけてしまった"罪"は、決して小さくないといえる。

もりもと なおき

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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