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少子化対策としての私大全学部統一入試は受験生に得か否か

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一度の受験機会で複数受験可能な全学部統一入試


私立大学受験もほぼ終盤に入った。私立大学経営の中で受験料は大きなウエートを占めるが、少子化の中、大学が何もしなければ、やはり年々受験者数は自然減となる。

こうした少子化対策の一環として出てきたのが、1度の試験で複数の学部を受験できる全学部統一入試という方法をとる大学がでてきた。

受験生にとっては一回受験するだけで、同じ大学の違った学部を複数受験した形となり、あとは合格を待つだけ。複数受かれば一番、行きたい学部に入学手続きをとることができる。

大学は大幅受験料の増収、受験生も格安ではある

そして大学にとってこの上ないメリットは、一度の受験機会の受験生から、受けた数だけの受験料をとることができる。
第二希望の学部からは割安としているが、所詮、コンピュータ処理。割安にしても大きな利益がある。

例えば受験料35000円の場合、第二希望からは2万円とか。4学部併願してくれれば1人からなんと95000円もの受験料を確保できる。

もちろん受験生にとっては1学部毎に受けるより、受験料は格安だ。

こうした全学部統一入試は都市部の大学で進んでいる。

明治大学は2007年から導入しているが、導入直後には2万人も受験生が増加。最近は5人に1人が利用しており、受験者数増加に多大な貢献をしている。
明治大学の場合、最大併願可能学部は9学部とか。

全学部統一入試導入で、飛躍的に受験者数が増えた明治大学。最大9学部併願可能

体調や出題内容によっては全勝あるいは全滅も

もちろん受験生にとってはメリットばかりではなく、最大の問題点はその日のコンディション次第でパフォーマンスに大きな差が出る。
また得意な分野が出題されるや否やも重要なところ。

上手くいけば全て合格できる反面、体調を崩していたり苦手な分野が出題されたら全てパーとなる危険性も高く、なかなか判断は難しい。

少々、受験料は高くついても、学部毎に受験した方がチャンスは広がるかもしれない。
私なら学部毎に受けると思う。

もりもと  なおき

  • この記事を書いた人

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森本 尚樹 早稲田大学卒。元新聞記者。約20年間、県議会議員を務めました。現在は福祉関連の会社の参与と在京シンクタンクの研究顧問

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